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掲載日:2023年1月30日

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県オリジナルいちご新品種「べにたま」プレデビュー!

「べにたま」に関する注意事項!

(!)知的財産の保護に向けて

「べにたま」の品種登録出願にあたっては、知的財産保護の観点から、改正種苗法に基づく国内の栽培地域指定(埼玉県内限定)及び種苗の海外持出制限を行っています。

併せて、国外の複数の国で品種登録出願を行っており、引き続き、種苗の流出防止対策を図っていきます。

 

(!)苗の譲渡について

「べにたま」は、令和3年12月現在、市場出荷産地に限定して栽培を行っています。

栽培にあたっては、埼玉県オリジナルブランド育成の観点から、県と団体等で利用契約を結ぶ必要があります。

 

(!)商標「べにたま」について

「べにたま」(生鮮果実)は、埼玉県の登録商標です。

「べにたま」ってどんないちご?

果実「べにたま」は、良食味で早生性・収量性に優れた市場出荷向け品種として、埼玉県農業技術研究センターで育成しました。

 

〇参考:直売所・観光農園向け品種「かおりん」「あまりん」

育成の経過

種子親:「かおりん(埼玉県育成品種)」

花粉親:「かおり野(三重県育成品種)」育種風景

平成24年に、糖度が高く極良食味の「かおりん」、早生で収量性に優れる「かおり野」を交配し、選抜や現地試験を重ね、約9年の歳月を経て育成しました。

そして、令和3年4月、「べにたま」の名称で品種登録出願を行いました。

育成者インタビュー:「べにたま」育成の舞台裏(PDF:239KB)

出願公表について(県政ニュース)(PDF:179KB)

 

名前の由来

新品種の名称は、県公式SNS等で県民やいちご生産者、職員から名称案を募集し、378件の中から選ばれました。

美しいいちごの色から「紅」、また、「埼玉」や丸い果実のイメージから「玉」の2文字をあわせた「べにたま」と、埼玉のいちごらしい名前が選ばれました。

おいしさの特徴

べにたま(切り口)「べにたま」は、埼玉県内で流通している主要な市場品種「とちおとめ」に比べ、大粒で糖度が高く、さわやかな酸味もあり、口いっぱいに芳醇な香りが広がります。

 

果肉は真っ白で、赤と白のコントラストがとても綺麗です。

早生性、収量性、輸送性にも優れているので、11月下旬~5月頃まで、美味しくお召し上がりいただけます。

「べにたま」の販売について

「べにたま」は、現在、加須市北川辺地区及び吉見町において、市場出荷産地に限定して試験栽培を行っています。

試験栽培期間中は、スーパー等に流通する数も少ないため、見かけたときには是非お試しいただき、そのおいしさを実感してください!

チラシ:「べにたま」の概要(PDF:226KB)

お問い合わせ

農林部 生産振興課 総務・野菜担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4843

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