トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 川越比企地域振興センター > 県民生活 > NPO法人活動紹介 > NPO法人ねこかつを訪問しました!
ページ番号:271526
掲載日:2025年8月18日
ここから本文です。
「猫カフェ」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?
美味しいスイーツをいただきながら、可愛い猫ちゃんと触れ合い、癒やされる空間…
そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんな一般的な猫カフェとは少し違う、「保護猫カフェねこかつ」を運営するNPO法人ねこかつです。
ねこかつは、2店舗の保護猫カフェと、2か所の保護猫シェルターを運営し、保護された猫たちの新しい家族探しを支援しています。
今回は「保護猫カフェねこかつ」を訪問し、代表理事の梅田さんと理事の小畑さんに活動内容や想いを伺いました。
「保護猫カフェ」という言葉を耳にするのは、最近になって増えたのではないでしょうか?
保護猫カフェは、一般的な猫カフェとは運営の目的が異なります。
猫カフェは、猫を飼育してお客様に癒しを提供することが目的ですが、ねこかつのような保護猫カフェは、保護された猫たちの新しい家族探しを目的としています。
ねこかつでは、カフェに来たお客様に猫たちと触れ合う機会を提供することで、猫たちの魅力を伝え、里親になってもらうことを目指しています。
「子供の頃から猫に囲まれて育ち、公園で捨てられていた猫を見つけては自ら貰い手を探していました。」と語る梅田さん。
2011年東日本大震災後の福島県に赴き、人がいなくなった街を歩く多くの動物たちを目の当たりにした梅田さんは、保護猫活動の必要性を強く感じました。
その思いを胸に、2013年川越市でオープンした保護猫カフェねこかつ。今では地域の人々に愛され、多くの猫たちが新しい家族と出会う場所となりました。
2025年5月にはNPO法人化し、より安定的な運営体制を築き、保護猫活動の更なる発展を目指しています。
ねこかつの活動は、決して楽ではありません。
猫の医療費や飼育費等には、多額の費用がかかります。
また、保護できる数に限りがあるため、全てを引き受けることはできません。
それでも、小畑さんは「保護した猫たちが、新しい家族のもとで幸せに暮らしている姿を見るのが、何よりも嬉しいです。」と語ります。
ねこかつは全ての猫たちの幸せのため、「こどもほごねこ講座」や地元映画館とコラボした譲渡会など、様々なことにチャレンジしています。
「保護猫カフェねこかつ」に来て猫と遊んでいただくだけで、保護猫活動の支援につながります。
里親希望ではない方も、ご家族やご友人とお気軽に遊びに来てください。小さなお子さんや猫初心者さんも大歓迎です。
川越店:川越市脇田町8-3 MTFビル3階(070-5029-8392)
大宮日進店:さいたま市北区日進町2-851-1 MKビル2階(080-4329-4522)