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掲載日:2022年10月4日
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森林認証制度とは、持続的な森林経営や生物多様性を保全するため、適切な森林経営が行われている森林から生産された木材・木材製品にラベルをつけ、消費者が選択的に購買できるようにする取り組みを認定する制度です。第三者機関が、一定の基準を基に適切な森林経営が行われている森林及び経営組織などに対して行います。
また、森林認証には、適切に管理された森林について認証する「森林管理認証(FM認証)」と、認証林から切り出された木材が加工・流通過程において、認証の基準に基づき管理されているかを認証する「CoC認証」の2つがあります。
なお、CoC認証については、消費者の手元に届くまで多くの事業者が関わるので、加工・流通を行う者が認証木材・木材製品とそれ以外のものとを区別して取り扱うことや必要な記録を残すことが認定要件の一つとなっています。
県では、森林認証の取得を目指す林業・木材業事業体を支援しています。
県内では、森林認証取得支援事業を利用して、平成28年度には3事業体(FM認証1事業体、CoC認証2団体)、平成29年度には1団体(CoC認証1団体)が森林認証を取得しました。
また、平成30年度には、森林所有者と森林組合及び民間事業者が共同して、FM認証とCoC認証を一体で取得しています。
このうち、旧こだま森林組合(平成30年10月1日こだま森林組合は旧埼玉県中央部森林組合と合併し新たに埼玉県中央部森林組合となりました。)では、平成28年12月27日に、神川町大字矢納地内の132.98haを対象として、埼玉県内の私有林で初のFM認証を取得しました。
その後、継続の審査を受けた際に対象森林を拡大し、現在は神川町大字矢納、大字上阿久原、大字下阿久原地内の460.36haとなっています。
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