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掲載日:2024年2月22日

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道路施設担当

ここでは、飯能県土整備事務所管内の道路施設担当が行っている事業についてお話しします。

業務内容

道路施設担当の業務内容

新設道路の計画及び整備に関すること

主要地方道飯能寄居線バイパス

主要地方道飯能寄居線は、飯能市を起点とし、日高市、毛呂山町、越生町、ときがわ町、小川町を経て寄居町に至る延長31.7kmに及ぶ幹線道路です。

当管内を通過する飯能寄居線は、既成市街地を南北に縦断し、近年の交通量の増加に伴い慢性的な交通渋滞が発生していました。

県西部地域から首都圏中央連絡自動車道へのアクセス道路として、環境優先、生活重視を基本とした県内1時間構想に基づく、道路交通網を整備するため又、地域間交通の円滑化、慢性的な交通渋滞の解消を図るため、バイパスの整備を推進するものです。

昭和60年4月に最初の工区である長瀬工区が供用開始されてから約34年の歳月を経て、平成30年12月22日に最後の未改良工区であった新堀北平沢工区約2.7kmの整備が完了したことから、飯能寄居バイパスは全線完成いたしました。

新堀北平沢工区が完成したことから、現道の飯能市大字双柳から毛呂山町大字葛貫までの延長8.1kmにおいて供用前後で交通量調査を実施した結果、下り車線の旅行時間が約12分短縮されたことが確認されました。

今後、市街地を通過する現道の慢性的な交通渋滞の緩和や緊急輸送道路としてアクセスの向上が期待されます。

 

場所

飯能市大字双柳地内~越生町大字成瀬地内

延長

約15km

幅員

車道6.5m、歩道3.5m(両側)

跨線橋(日高市道)から飯能方面を見る。

跨線橋(日高市道)から飯能方向を見る。

旅行時間

旅行時間の短縮効果

一般国道299号霞橋架換え事業

霞橋は、一般国道299号から一般国道16号に接続する手前に位置し、一級河川霞川に架かる橋りょうです。

現橋は1942年(昭和17年)に架けられ、現在78年経過しており老朽化が進んでいるため、早急に架換える必要があります。

また、霞橋架換え予定箇所は、入間市駅北口土地区画整理区域に位置しているため、入間市の土地区画整理事業と共同で実施する事業です。

霞橋位置図

霞橋架換え事業箇所

 R020117_霞橋空撮

現在の霞橋(無人航空機からの撮影写真)

一般国道299号台飯能工区

一般国道299号は、一般国道16号から入間市、飯能市などを経て管内を東西方向に貫く主要幹線道路であり、県の代表的な観光地である秩父地域を結ぶアクセス道路でもあります。

日高市台地内の現道は、幅員が狭く歩道のない場所や大型車のすれ違いが困難な箇所が点在していたため、平成17年度に台飯能工区のバイパス整備に着手しました。
平成28年度には工区内に流れる大沢堀川に橋長93mの「台大橋」が完成し、平成29年7月1日をもちまして、供用開始しました。

 

場所

日高市大字台地内~飯能市大字飯能地内

延長

約1.5km

幅員

車道7.5m、歩道2.5m(両側)

日高市側から飯能市側を見る。

一般国道299号/吾野トンネル

一般国道299号の当該区間は、鉄道高架下を通過する2箇所の道路幅員が狭く、大型車のすれ違いが困難なことからその解消が望まれていました。

そこで、この箇所を回避するため、平成18年度から吾野トンネルと取付道路を合わせた延長860mのバイパス整備を行い、平成27年3月に開通しました。

 

場所

飯能市長沢~飯能市井上

延長

約860m(トンネル区間567m)

幅員

車道3.25m×2車線、路肩0.5m×2

吾野トンネルの写真

吾野トンネル

一般国道299号飯能・狭山バイパス

中心市街地の交通渋滞緩和、沿道における生活環境の改善などを目的、昭和56年に飯能狭山バイパスの整備に着手しました。
事業の進捗にあわせ、工事の完了した区間から順次、供用開始を行い、平成18年3月29日、JR八高線との立体交差(中山陸橋)を含む約700m区間が供用開始され、四半世紀の歳月を経て、飯能狭山バイパスは全線完成しました。
飯能狭山バイパスの完成により、県西部地域の活性化や地域間交流への支援が期待されています。

 

場所

飯能市大字飯能地内~狭山市大字笹井地内

延長

約5.6km

標準幅員

二車線区間(飯能警察署入口交差点から秩父市方面)

16.0m

四車線区間(飯能警察署入口交差点から入間市方面)

23.5m

中山陸橋(飯能市大字中山地内)

一般国道299号(豊水橋)

一般国道299号の狭山市と入間市境界の1級河川入間川に架かる豊水橋は、昭和4年に架設されてから70年余りが経過しているため、老朽化が著しく、また車道が5.7mと狭小で交通上のネックとなっており、慢性的な交通渋滞の原因となっていたことから、昭和62年度より円滑で安全な交通を確保するため、橋梁架換事業を進めてきました。
この橋梁の開通により、円滑な交通が可能となり、交通渋滞の解消が図ることができるほか、両側の歩道により、広い歩行空間が確保され、歩行者、自転車の安全性、快適性が大幅に向上します。

平成15年2月8日をもちまして、供用開始しました。

 

場所

狭山市根岸~入間市春日町地内

延長

380mうち橋長243.7m

幅員

車道6.5m、歩道4.0m(両側)

豊水橋

一般国道407号バイパス

一般国道407号は、旧日光街道であり、栃木県足利市を起点とし、同県太田市、埼玉県内に入ってからは熊谷市、東松山市、坂戸市を経て、入間市に至る延長59.3kmの幹線道路として、県西部地域や比企地域の沿道の地域開発と産業経済の発展を担う重要な路線です。

本バイパスは、地域交通の円滑化と、慢性的な交通渋滞の解消を図るとともに、県内1時間道路網構想に基づく、首都圏中央連絡自動車道にアクセスする道路として、整備を推進するものです。

平成15年3月16日をもちまして、日高市大字高萩地内の現道407号から主要地方道川越日高線(立体交差部)間を供用開始しました。

 

場所

日高市大字高萩地内

延長

1,900m

幅員

車道13.0m、歩道3.5m(両側)

現道407号側から川越日高線方向を見る。

川越日高線との立体交差部

主要地方道飯能下名栗線/赤沢バイパス

主要地方道飯能下名栗線は、旧名栗村と飯能市街地を結ぶ東西方向の幹線道路であり、地域の生活・経済活動に欠くことのできない重要な道路です。

しかし、同市大字赤沢地内の現道区間約900mは、急峻な山地と入間川に挟まれ、道路幅員が狭く自動車のすれ違いが困難なうえ、歩道が無く歩行者の安全が確保できていない状況でした。

このため、現道区間の狭隘・湾曲といった課題を抜本的に改善するため、入間川の右岸側にバイパスを整備したものです。この赤沢バイパスの完成は、道路交通の円滑化及び歩行者の安全性の向上に寄与するとともに、活力ある地域づくりへの貢献も期待されます。

 

場所

飯能市大字赤沢地内

延長

約581m

標準幅員

11.0m(3.5mの片側歩道)

事業期間

平成10年度~平成18年度

供用開始日

平成19年2月17日

赤沢バイパス

主要地方道川越入間線 藤沢橋架け換え事業

平成28年8月の台風9号により不老川流域である入間市・狭山市では住宅の床上浸水など甚大な被害が発生しました。このため、埼玉県では平成29年度から不老川流域の緊急治水事業を集中的に実施しています。

主要地方道川越入間線が不老川を渡河する藤沢橋については、橋りょうにより河川の流れが阻害されているボトルネック箇所となっているため、架け換え工事を実施します。

藤沢橋架け換え事業についての情報はこちらです。→ 主要地方道川越入間線 藤沢橋架け換え事業

一般県道日高狭山線バイパス

一般県道日高狭山線につきましては、当事務所管内の日高市内では圏央道狭山日高ICから主要地方道飯能寄居線へ接続する主要な道路です。

このため、日高市内では大型車両の通行量が多く、朝夕の混雑時は上鹿山交差点付近が渋滞しています。

これを解消するため、平成28年度より一般県道日高狭山線(日高市上鹿山地内)についてバイパス事業を推進しています。

日高狭山線バイパス事業についての情報はこちらです。→ 一般県道日高狭山線バイパス事業について

 

お問い合わせ

県土整備部 飯能県土整備事務所 道路施設担当

郵便番号357-0021 埼玉県飯能市双柳75 埼玉県飯能県土整備事務所

ファックス:042-975-1417

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