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掲載日:2021年10月11日

平成30年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(権守幸男議員)

春日部駅付近連続立体交差事業について

Q   権守幸男  議員(公明

地域住民が待ち望む春日部駅を高架化する春日部駅付近連続立体交差事業、いよいよ県は事業化に向け、都市計画決定の手続を開始しました。1年8か月前、平成29年2月、定例会で私が行ったこの事業についての質問に対し、知事は「長い間お待たせしました。やっとスタートラインにつくことができました」と答弁されました。この知事の答弁から協議はどんどん加速しています。
この間、県は東武鉄道から一昨年の平成28年11月末に提案があった輸送改善計画を基に春日部市と東武鉄道との3者協議を行い、平成29年11月末に事業計画を取りまとめました。それ以降、国と行った設計協議を今年の3月末に終了しています。今年度に入り、事業化に向け、都市計画決定のための手続である住民説明会を開始するまでに至りました。県が今年の6月末に4回行った住民説明会では、参加者の大半は早く事業を進めてほしいとの意見でした。
しかし一方、次のような意見もありました。事業の必要性や事業内容、事業期間、総事業費、高架ができるまでの間、東西の行き来ができる仮設地下自由通路設置の検討があるのかないのか。事業が進むにつれ、土地の一部を提供しなければならない方や移転しなければならない方から、土地や建物の補償や土地の引き渡しの時期がいつになるのか早く教えてもらいたい。そうでないと今後の人生設計ができないとの不安の声が上がっていました。とても切実な声です。私は4回の住民説明会に全て参加し、会場でこの切実な声を直接お聞きしました。
また、県が正式に発表した総事業費650億円の財源確保や市、県、国、東武鉄道4者間の負担割合、国土交通大臣の事業認可取得後から最短で12年の完成目標、これらを計画どおりに推進するためには、地域住民や関係者の多大なる御理解と御協力が何より必要です。県には丁寧な対応を求めます。
今年度は残すところ半年です。住民説明会が開かれて以降、現在までの進捗状況と今後の見通しについて県土整備部長にお聞きいたします。

 

A   西成秀幸   県土整備部長

平成29年度に進めていた国との設計協議が完了し、現在、都市計画決定のための手続きに着手しております。
本年6月に実施した説明会では、1,171名と非常に多くの方々に御出席をいただき、改めて住民の方々の本事業への関心の高さを感じたところです。
説明会以降は、7月に都市計画の原案を住民の皆様にお示しした後、8月に開催した公聴会において、事業区間の考え方や早期の用地買収などに関する御意見をいただきました。
これらの御意見に対しましては、9月に県としての考え方を文書で回答するとともに、県ホームページで公表しております。
今後の見通しにつきましては、都市計画法に基づく案の縦覧や都市計画審議会での審議を経まして、平成30年度内の都市計画決定を目指してまいります。
事業を円滑に進めるためには、議員御指摘のとおり住民の皆様の御理解と御協力が必要です。
今後とも住民の皆様に丁寧に説明を行い、春日部市や東武鉄道と緊密に連携を図りながら、春日部駅付近連続立体交差事業の早期事業化に向けて取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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