令和5年度 新規導入機器

試料にレーザー光を照射して発生する微弱な光 (ラマン散乱光)を分光し、分子や原子の振動に関する情報を得る分析装置です。
微小（1μm～）の樹脂・金属酸化物・カーボン（炭素材料）を分析することができます。

説明資料（PDF：644KB）

【レーザー】 532nm , 785nm

【測定波数範囲】 50-3400cm^-1

【スペクトルピクセル分解能】 1cm^-1

【空間分解能:】 XY＜0.5μm , Z＜2μm

本機器は、2023年度公益財団法人JKAの「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」（オートレースの補助金）により導入しました。

株式会社グローエンジニアリング

RD2-15

食品用の試験粉砕機。アタッチメントの交換により1台の装置で5種類の粉砕方法に対応可能であり、研究開発現場での粉砕処理方法の検討から、試作品開発のための少量生産まで対応可能。

電動機：3.7kW
回転数：600～3600rpm
アタッチメント：グラインダー(外径15cm)、シャークミル、ハンマーミル、カッターミキサー、クラッシャー

ホシザキ株式会社

FDD-12BA

除湿方式の食品用乾燥機。乾燥室内の湿度コントロールにより、乾燥処理中の品質劣化を抑えた低温乾燥処理が可能。

乾燥温度：5～45℃
温風・冷風・寒風の差温度帯に対応

協和界面科学株式会社

自動接触角計 DMo-602

固体表面に液体を滴下した時の接触角、液体試料の表面張力を測定する装置。

【測定範囲】0～180°（接触角）、0～90°（滑落角）、0～100mN/m（表面張力）
【ステージサイズ】幅15mm、奥行150mm
【ステージ可動範囲】左右：150mm、前後：75mm
【最大試料サイズ】幅150mm、奥行150mm、厚さ3mm
【最大試料重量】400g

※液体試料を持参し使用する場合は、専用のシリンジ、廃液用容器等をご用意ください。
詳しくは担当までお問合せください。（機械技術担当：電話:048-265-1376）

水溶液中の元素含有量を測定する装置です。固体試料の場合は酸分解や溶出により水溶液にして測定を行います。測定対象元素は約70元素です。元素により感度は異なりますが、固体試料では0.01％、溶液では0.1mg/ℓ（ppm）程度までの分析が可能です。

説明資料（PDF：459KB）

【分光器】 エシェル型（測定波長範囲 167～785nm）
【検出器】 マルチ型CCD検出器
【測光方向】 アキシャル／ラディアル測光

レクロイ・ジャパン株式会社

SDA816Zi

本装置は、高周波まで計測可能なデジタル・オシロスコープで、高速シリアル信号のコンプライアンステストにも用いることができます。USB3.2 Gen1 Tx試験について、これまでお客様にご用意いただく必要があったフィクスチャ（治具）等を追加しました。そのため、USB3.2 Gen1 Tx試験の実施がより簡単になりました。（USB3.2 Gen1 Tx試験を実施する場合、任意波形発生装置も合わせてご利用ください。）

周波数特性：DC～16GHz
チャネル数：アナログ4＋デジタル18
最高サンプリング・レート：40GS／s
最大メモリ長：64Mポイント／チャネル

今回追加したフィクスチャ類