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掲載日:2021年5月19日
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世界にはたくさんの子供がいます。どの子供も、「心身の障害」「人権」「皮膚の色」「性」「宗教」「社会的出身」などによって差別されることはありません。
子供に関係のあることを決めるときは、まず子供にとって最もよいことを考える必要があります。
世界の国々では戦争で犠牲になる子供がいます。日本でも虐待やいじめで苦しんでいる子供がいます。生きることは人間にとって最も大切な権利です。国は、子供が生きるために、そして健やかに成長していくことを確保しなくてはなりません。
子供は、自分の意見を自由に言うことができます。その意見は、子供の年齢や発達段階に応じて、正当に重視されなくてはいけません。
子供も、一個の独立した「個」としてプライバシー、名誉を持っています。言いたくないこともあるし、心を傷つけられることは言われたくありません。
子育ての責任は父親、母親にあります。国はその手助けをしなくてはなりません。
子供はいじめや体罰、虐待などあらゆる暴力から守られなければなりません。また、これらのことから保護される権利があります。
子供が生活する家庭がこわれてしまったり、子供の成長にとってふさわしくない場合、子供は国から特別の保護や援助が受けられます。
からだなどが不自由な子供たちも、生きる権利は同じです。子供は最適な援助を受けるとともに、自立を目指し積極的な社会参加ができる条件のもと、充実した生活をする権利があります。
子供には、教育を受ける権利があります。世界中の子供たちが学校で学べるように国際協力が必要です。
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