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掲載日:2023年6月22日
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利根保健医療圏(7市2町)の枠組みによる「とねっと」システムは、令和5年度末(令和6年3月31日)をもって終了となります。
事業終了の詳細は、下記のリンクをご確認ください。
地域医療ネットワークシステム「とねっと」トップページ(外部サイト)
「とねっと」は、利根保健医療圏(行田市、加須市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町)内の地域の病院、診療所、画像診断施設、臨床検査施設、歯科医療機関及び調剤薬局を安全なネットワークで結び、患者さんの情報を共有するシステムです。
医療機関が診療情報を共有することで、地域のかかりつけ医と中核病院が役割を分担しながら連携を図り、利根地域全体で医療を完結する仕組みです。
※平成29年度にシステム更新を行い、新たな機能を追加するとともに、歯科医療機関、調剤薬局の参加が新たに可能となり、より幅広い医療連携ができるようになりました。
中核病院が登録した医療情報をかかりつけ医の先生が参照して治療に役立てる医療連携に加え、かかりつけ医からも調剤薬局や検査会社を通じて医療情報を登録することにより、中核病院とかかりつけ医の医療連携がさらに深まり、より安全で安心な治療を受けることができるようになりました。
血圧や体重、血糖値などを「とねっと」健康記録に日々登録することで、医療機関を受診した際に、医師にその記録を見てもらい、アドバイスをいただくことができます。
また、旅先での体調不良の時等で、県外の救急医療機関を受診した際も自身のスマートフォンに登録内容を表示し、提示することでスムーズな治療を受けることができます。
そのほかにも、アレルギー情報を「とねっと」に登録しておくことで、救急時に救急隊がアレルギー情報を事前に搬送先の医療機関へ伝達でき、迅速な救急搬送にも役立っています。
「とねっと」に参加するためには、参加(利用)同意の手続が必要です(手続は無料です。)。
「とねっと」による情報共有に同意すると「かかりつけ医カード」が発行されます。
システム更新に伴い、カードをICチップ化することで、救急時に救急隊の「とねっと」システムへのアクセススピードがより速くなり、救急搬送時間が短縮されます。また、医療機関を受診する際、とねっと番号とカルテ番号を関連づける「紐づけ操作」が簡素化されます。
今後、高齢者人口の増加に伴い、医療と介護の両方を必要とする患者の増加が見込まれています。
「とねっと」に登録されている情報の中から、往診医の先生が、介護に携わっている訪問看護師やケアマネジャーなどが必要としている情報を翻訳し、在宅医療介護連携システム(MCS)へ書き込み、一方、MCSに書き込まれている内容を「とねっと」へ取り込むことで、医療・介護の現場で多職種による連携が可能となり、より質の高い医療・介護サービスを受けることができます。
※MCSとは・・・在宅患者に関わる医師・歯科医師・薬剤師・看護師・ケアマネジャーなどの多職種がグループを作り、情報交換ができるコミュニケーションツールです。
現在「とねっと」に参加している医療機関は次のとおりです。
「とねっと」参加医療機関一覧(PDF:283KB)(令和5年5月1日現在)
地域医療ネットワークシステム「とねっと」〈埼玉利根保健医療圏医療連携推進協議会事務局〉
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