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掲載日:2023年12月15日
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河川砂防担当では、河川業務として、河川の改修計画と工事、維持修繕などについて、また、砂防業務として、砂防指定地、地すべり・急傾斜地区域内の対策工事、維持修繕及び土砂災害防止法について担当しています。
河川の維持管理
河川環境を守り、河川を適正に維持管理するために、堤防の草を刈ったり、河川に溜まった土砂を取り除いたりしています。
河川改修
洪水による水害を防止するために、川幅を広げたり、これに伴う橋の架け替えや、調節池の整備などを行っています。
和田吉野川(熊谷市平塚新田)
清水川排水機場(深谷市大塚)
左:旧設備 右:新設備
災害復旧
台風や豪雨により、堤防や護岸などの河川構造物が破損したとき、二次災害を防止する応急工事や復旧工事を行います。
水防活動
大雨により河川が増水し水害が予想される場合には、水防班が事務所に待機し、雨量や河川の水位の情報収集、関係機関への情報提供、現場のパトロールを行います。
また、水害に備え、市や町の水防組合と水防訓練を行っています。
土砂災害防止対策
台風や集中豪雨または地震により生じる土石流、がけ崩れなどの土砂災害から人命や財産を守り、安心して暮らせる環境を確保するために、砂防指定地(※1)および急傾斜地崩壊危険区域(※2)を指定し、事業を実施しています。
土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等の指定
土砂災害のおそれのある区域の指定を行い、危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を進めています。
※1砂防指定地
この地域は、土石流などの土砂災害を防止するため、開発や工事を制限します。
※2急傾斜地崩壊危険区域
急傾斜地(傾斜度が30度以上、高さが5m以上、斜面の上下部に人家が5戸以上ある土地)で崩壊のおそれがあるため、擁壁などの工事や土地の形状変更などの斜面の崩壊を引き起こす可能性がある行為を制限する区域です。
急傾斜地崩壊危険区域一覧(県河川砂防課ページへリンクします)
概要
熊谷県土整備事務所管内では、清水川排水機場と岡排水機場を管理しています。現在、清水川排水機場並びに岡排水機場は、稼働から30年以上が経過しており排水機場設備の老朽化が進んでいます。そのため、長寿命化計画に基づき、設備の更新工事を順次推進しています。
また、清水川排水機場では、2台のポンプ設備増設工事を行い、平成30年度からポンプ設備が合計4台となりました。
・清水川排水機場
場所 埼玉県深谷市大塚地内
ポンプ設備容量 2立方メートル/s × 4台
・岡排水機場
場所 埼玉県東松山市岡地内
ポンプ設備容量 2.5立方メートル/s × 2台
概要
一級河川和田吉野川の河川改修事業は、一級河川荒川合流点から北西方向に位置し、熊谷市を通る延長11.2km、流域面積34.27k平方メートルの河川です。
和田吉野川の改修は、昭和41年に着手し、荒川合流点(玉作水門)から国道407号までの5.59km区間においては、整備済みとなっています。
現在、国道407号から上流660mまでの区間を重点的に推進しています。
場所
埼玉県熊谷市平塚新田地内
延長
L=11.2km(5.59kmについては整備済み)
概要
市町村の地域振興の取組と連携した水辺空間の整備・拡充を目的とした取組です。熊谷県土整備事務所では、小山川(深谷市、本庄市)・荒川(寄居町)を整備対象として事業を推進しています。
小山川
場所
深谷市石塚~本庄市五十子
概要
小山川の堤防天端に歩行者自転車道ウォーク&サイクルロード整備を行い、利根サイクリングロードや本庄市の小山川遊歩道、ぐるっと埼玉サイクルネットワークを結ぶことにより、回遊性を高めていきます。また、小山川周辺には渋沢栄一記念館をはじめとする史跡が多く点在しており、史跡巡りやウォーキングイベントなどに利活用していただき、地域のにぎわいへと発展することを目指していきます。
小山川整備計画図(JPG:311KB)左のリンクをクリックすると、上の画像が拡大されます。
荒川
場所
寄居町寄居地内
概要
荒川沿いの名勝玉淀や雀宮公園及び史跡鉢形城跡などを活用するため、荒川周辺に親水広場や遊歩道を整備・拡充させることで、町民も観光客も歴史・文化・自然を楽しめるようなまちづくりを目指していきます。
荒川整備計画図(JPG:448KB)左のリンクをクリックすると、上の画像が拡大されます。
荒川平面図(JPG:227KB)左のリンクをクリックすると、上の画像が拡大されます。
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