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掲載日:2021年10月11日

平成30年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川真一郎議員)

植松橋の下水道管の幹線整備状況及び幹線接続による効果について

Q   小川真一郎  議員(自民

私の地元深谷市では農業集落排水が全27地区あり、その整備はおおむね完了しております。しかし、ほとんどの地区で人口減、あるいは横ばいであります。また、施設の老朽化が進んでいますが、施設整備の更新には多大な費用がかかることから大きな問題となっております。下水道当局では県内下水道事業の共同化、広域化を進めており、農業集落排水を流域関連公共下水道へ接続する取組を進めているところでございます。深谷市の川本地域には、荒川を隔てて左岸側に県の流域下水道の荒川上流水環境センターがあります。しかしながら、右岸にある農業集落排水の4地区と公共下水道が未整備の八幡地区からは水環境センターへの接続ができておりません。
そのため、平成29年3月には、深谷市長が県に対して荒川上流下水道の下水道処理区域の拡大と流域幹線の延伸に関する要望書を提出しており、その席には私も同席させていただいたところです。県ではこの要望を受け、八幡地区の公共下水道の整備と4つの農業集落排水の接続を前提に、荒川を横断する植松橋に下水道の幹線を整備すると伺っております。
そこで、植松橋の下水道管の幹線整備状況及び幹線接続による効果について、下水道事業管理者に伺います。

A   粟生田邦夫   下水道事業管理者

まず、「植松橋の下水道管の幹線整備状況」についてです。
整備を担当する荒川左岸北部下水道事務所では、植松橋に下水道管の幹線を添架する場合の課題について、橋を管理する熊谷県土整備事務所と昨年度から協議を進め、今年度に入り構造上支障がないことを確認しました。
この結果を受けて、下水道事務所では、平成31年度に添架する下水道管の詳細設計、32年度に工事着工の予定で県土整備事務所と調整しながら整備を進めてまいります。
次に、「幹線接続の効果」についてです。
深谷市では、現時点で、上原地区など11地区の老朽化が進む農業集落排水施設を公共下水道へ接続する予定で業務を進めていますが、そのうち荒川の右岸側には畠山地区など4地区があります。
流域下水道管の添架により、深谷市では新たに右岸側の八幡地区に公共下水道を整備することが可能になり、4地区の農業集落排水施設の接続と合わせて、平成34年度の供用開始に向けて準備を進めると伺っています。
一方で、供用が開始されれば、県の荒川上流水循環センターの処理量が1日平均約1,000立方メートル増加するなど経営上の効果も期待できます。
今後とも、下水道局では、深谷市や県土整備部をはじめ県の関係機関と調整を行いながら整備を進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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