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ページ番号:218517

掲載日:2022年7月12日

令和4年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(日下部伸三議員)

新型コロナウイルス感染症対策について - 入院調整用リスク表について

Q   日下部伸三 議員(自民)

本例は40度以上の熱発が5日間続いていましたが、入院調整用リスク表では37度5分以上の発熱が6日以上続く、又は38度以上が3日持続のスコアが3.0、酸素飽和度や臨床症状のスコアを加えても感染拡大期の入院対象の6点に達せず、保健師が入院の必要なしと判断したようですが、臨床医の感覚では40度以上の発熱3日持続は原因を問わず入院です。
先ほどの保健医療部長の答弁に「早く医師が診断していれば、新型コロナウイルスとは別の原因を見抜けた可能性がある」とありますが、40度以上の発熱が3日以上持続し、採血して白血球が1万5,000以上あれば、医師はウイルス性のものより敗血症や髄膜炎など細菌性のものを疑って抗生剤を投与しますから、この症例は助けられたかもしれません。
今年の2月定例会の新型コロナ特別委員会の小島委員長の報告では、「入院の判断基準となるリスク表についても随時更新することとしており、専門家の意見を聞いた上で判断したい」と執行部答弁があったとのことですが、まだ更新されていません。40度以上の発熱3日持続をスコア6点として加えるだけで、本例のような事案の再発を防げますが、保健医療部長の見解を伺います。

A   山﨑達也 保健医療部長

県では、限られた病床を効率的かつ効果的に使用するため、新型コロナウイルス感染症患者の入院調整に当たってリスク表を作成しております。
リスク表は、症状や基礎疾患を踏まえた入院調整の一般的な基準を示すものであり、診断した時点での症状などを踏まえた医師の判断等が優先いたします。
入院とならない場合でもしっかりと健康観察を行い、症状が改善しない場合には早期に受診することが肝要と考えております。
リスク表の見直しは、これまでも国の手引きや今まで入院した方の症例を踏まえて改訂をしてまいりました。
この度、議員から「40度以上の発熱3日持続をスコア6点」としたらどうかという、ご提案をいただきました。
新たな変異株の発生などの感染動向を踏まえ、専門家のご意見も伺いながらリスク表の改訂を進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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