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掲載日:2023年12月28日

令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渡辺大議員)

思いやり駐車場の運用

Q 渡辺大 議員(自民)

11月1日より、思いやり駐車場制度が開始しました。県の制度開始に向けての迅速な対応、施設管理者さんの御協力には感謝しております。
これは、歩行が困難な方や配慮が必要な方のための駐車区画の優先利用を定めるものですが、障害者手帳を見せても利用証がなければとめることはできません。そして、利用を認めてもらえないようなケースが見られるとのことです。
また、車椅子を後部に積み、自ら運転するような障害者の方が思いやり駐車区画にとめようとすると、健常者がとめようとするものと勘違いして、強いけんまくで注意してくるようなケースもあるとのことです。駐車場の係員さんとしても、思いやり駐車場の適正利用に努めようとの使命感による行為だと思います。
思いやり駐車場利用の正しい運用方法の理解が広まっていないことが原因で、利用者、係員さんともに不幸な結果を生んでいます。導入してまだ間もないので無理もない部分あると思いますが、本来利用できる方が気持ちよく利用できるよう、思いやり駐車場の利用の運用について、更なる周知啓発をお願いしたいと思いますが、福祉部長の御所見を伺います。

A 金子直史 福祉部長

「埼玉県思いやり駐車場制度」の導入により、利用証があることで区画を利用しやすくなったなどの声を多くいただいております。
そうした中、制度を御存じでない方や利用証の交付を申請中の方など、利用証を持たない方が駐車区画を利用する場合もございます。
このため、県では、県ホームページや商業施設等向けの運用マニュアルにおいて、利用証がないことを理由に区画の利用を禁止するのではなく、その方の状況を確認したうえで、必要があれば利用できることを案内しております。
本制度は始まったばかりであり、議員お話しのとおり、現場においては制度と運用について正しくご理解いただいていない事例もございます。
駐車区画の適正利用の推進を図るためには、何よりも制度の浸透が必要ですので、県民の皆様や商業施設などに対し、引き続き周知啓発に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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