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掲載日:2026年11月2日

AGS株式会社 公共営業部担当部長
【主な業務内容】自治体向けサービスの提案推進及び人材育成・組織運営
自治体のお客様に対する営業活動や事業推進に加え、人材育成や部門運営に携わる。お客様の課題解決を通じた業務改善や住民サービスの向上にやりがいを感じながら、メンバーの成長と組織成果の向上を支援している。
1998年に入社し、最初の約3年間はプログラマーとして給与システムの開発・運用業務に従事していました。しかし、開発の仕事が自分に向いていないのではないかと悩み、会社を辞めることを考えた時期もありました。
そんな時に、大きな転機が訪れました。入社3年目に営業部門との兼務を任され、システムプレゼンテーションを担当することになりました。
人と関わることは好きだったのですが、人前で話すことは得意ではなく、最初は資料に沿って説明するだけで精一杯で、お客様からの質問にも十分にお答えできないこともありました。
しかし、経験を重ねるうちに少しずつ質問にも対応できるようになり、お客様との信頼関係を感じられる場面も増えていきました。お客様の期待に応えられた時の喜びや達成感は大きく、自信にもつながっていきました。
その後はシステムプレゼンテーションに加え、自治体職員向けの研修講師なども任せていただけるようになりました。
結婚も大きな転機となりました。夫はプロスポーツ選手として活動しており、企業に勤める会社員である私とは、働き方も仕事に対する考え方も大きく異なります。
自らの実力で勝負し、道を切り拓く夫の姿に尊敬の念を抱く一方で、私は組織の中で仲間と力を合わせながら成果を生み出すことにやりがいを感じています。
お互いに異なる世界で活動しているからこそ、多くの刺激を受けています。また、相手の生き方を尊重し、応援し合う関係が仕事を続ける上での大きな支えになっています。
その後のキャリアは多岐にわたります。公共営業部へ異動し、自治体職員向け研修や県・各種団体への営業活動を担当しました。2017年には公共企画部へ異動し、新サービスの企画や展開などを経験しました。
その後、公共営業部のグループマネージャーを経て、2024年に公共企画部長、2026年からは公共営業部担当部長を務めています。
開発、営業、企画とさまざまな仕事を経験してきました。当初から将来のキャリアを明確に描いていたわけではありませんが、その時々で任された仕事に真摯に向き合いながら、自分なりの強みを見つけてきたように思います。
振り返ると、自分では選ばなかった道にチャンスがあり、その経験が今のキャリアにつながっていると感じています。
現在は公共営業部の担当部長として、営業活動や事業推進、人材育成、部門運営に携わっています。
お客様の課題を伺いながら、より良いサービスや仕組みを提案し、それが実際の業務改善や住民サービス向上につながった時に達成感があります。
また、管理職としては、メンバーの成長や活躍を支援することが大切な役割だと考えています。一人ひとりの成長を支援しながら組織として成果を生み出すことに大きな喜びを感じています。
管理職としてメンバーの成長を支援する中で、組織として成果を生み出すことの難しさを実感しています。
以前は、自分自身の売上や成果を追求することが主な役割でした。しかし管理職になると、自分が成果を出すこと以上に、メンバーが力を発揮し成果につなげられる環境をつくることが求められます。
過去には360度評価(上司・同僚・部下など複数の視点による評価)で「共感理解に乏しい」という指摘を受けたことがあります。当時は、自分ではそのような指摘を受けるとは思っておらず、とても驚きました。
私はどちらかというと論理よりも感覚を重視して動くタイプで、「まずはやってみればいい」という考え方を持っていました。しかし、それだけでは組織は動きません。メンバーには、なぜその仕事が必要なのか、どのような意図があるのかを丁寧に伝え、納得してもらうことが大切だと学びました。
その経験をきっかけに、まずは相手の話をしっかり聴き、相手の立場や考え方を理解しようと意識するようになりました。
また、メンバーをどのように支援すべきかについても試行錯誤を続けています。世代や価値観が多様化する中、一人ひとりの考え方や状況を理解しながら関わることの重要性を強く感じています。1on1ミーティングやコーチングを通じて、自分自身の考え方やコミュニケーションのあり方を振り返り、改善を重ねています。
今でも学びの途中ですが、『完璧な管理職』を目指すのではなく、周囲から学び続ける姿勢を大切にしたいと思っています。
仕事と家庭を両立するために意識しているのは、「すべてを完璧にやろうとしない」ことです。
帰宅が遅くなることもありますが、家事は「できる時にやる」と考え、無理をしないことを心がけています。また、便利な家電なども活用しながら、自分に合ったやり方を選んでいます。
結婚した当時は、仕事も家庭もきちんとこなさなければという気持ちがありました。しかし今は、無理をしすぎず、自分らしく続けることを大事にしています。
同時に大切にしているのは、「自分を整える時間を持つ」ことです。読書をしたり、ピアノを弾いたりしながら気持ちをリフレッシュします。また、休日はデジタルデトックスを心がけ、自分自身と向き合う時間を意識的につくっています。
好きな作家である田辺聖子さんの「人間の最上の徳は、人に対して上機嫌に接すること」という言葉に共感しています。
人に上機嫌に接するためには、まず自分自身の心に余裕を持つことが必要です。そのためにも、意識的に心の余白をつくるようにしています。
開発職からキャリアをスタートし、その後営業、企画、管理職とさまざまな経験をしてきました。しかし、最初から将来の姿が見えていたわけではありません。
振り返ると、自分で描いていたキャリアよりも、異動や新しい仕事など、思いがけない機会が次の成長につながることが多かったと感じています。
キャリアには正解がなく、一人ひとり違う道があります。今、将来が見えなくても、焦る必要はありません。まずは目の前の仕事や訪れた機会に向き合ってみてください。思いがけない出会いや経験が、自分の可能性を広げてくれることもあります。
また、一人で頑張り続ける必要はありません。上司や同僚、パートナーなど、周囲の力を借りながら、自分らしいペースで歩んでいくことも大切です。
私自身もまだ学びの途中です。皆さんが自分らしいキャリアを築いていかれることを、心から応援しています。
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