トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 北部地域振興センター本庄事務所 > 西﨑キクと埼玉県の女性偉人たち(上里町立図書館・郷土資料館共催展)(上里町)
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掲載日:2025年8月22日
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上里町立図書館では現在、郷土資料館との共催展として「西﨑キクと埼玉県の女性偉人たち」を開催しています。
埼玉ゆかりの女性三偉人として下記の3人の功績や人となりを資料・パネル・写真等で紹介しています。
いずれも日本初の偉業を成し遂げた先駆者であり、現在、我が国の女性史を知る上で欠かすことのできない人物です。
荻野吟子さんについては関連グッズ、西﨑キクさんについては、遺品も展示しています。ぜひお立ち寄りください。
本展を企画・展示された、上里町生涯学習課文化財係学芸員の林さんは、「3人の女性偉人が埼玉という土地でどのように生きたのか、共通点は何か。図書館と共催なので関連書籍も併せて展示しているので手に取っていただきたい。」と話していました。
上里町出身。埼玉県女子師範学校を卒業後、小学校教員として奉職。生徒を引率してサイクリングに出かけてその帰り道、航空機のテストフライに遭遇し、飛行士を目指す。1933年水上飛行機操縦士免許、1934年陸上飛行操縦士免許を取得。満州訪問飛行を達成し、日本人初の海外飛行をした女性飛行士となった。
熊谷市出身。1867年に結婚するが、病気を患い、現在の東京大学附属病院の婦人科に入院。女性医師がいないことを目の当たりにし、女医になることを決意する。困難の末、1884年、ついに日本人初の女性医師となる。
桶川市出身。独学で教員資格を取得後、小学校教員として奉職。さらに東京府立女子師範学校及び東京女子高等師範学校を卒業。埼玉県女子師範学校の教諭となるが科学者の道を志し、カテキンの発見等、緑茶の研究で功績を挙げた。1932年、日本人初の女性農学博士となった。
林学芸員
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