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掲載日:2023年12月27日

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第238回簡易アンケート「県営水道に関する意識調査について」の結果を公表しました。

1    調査の概要

(1)調査形態

  •     調査時期 : 令和5年10⽉26⽇(⽊曜⽇)から11⽉1⽇(⽔曜⽇)
  •     調査⽅法 : インターネット(アンケート専⽤フォームへの⼊⼒)による回答
  •     対象者 : 県政サポーター(3,212人)
  •     回収率 : 68.8%(回答者数2,211人)
  •     回答者の属性 : (百分率表⽰は、⼩数点以下第2位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計は100%にならない場合がある。)

 

  • 回答者属性
  人数(人) 比率(%)
全体 2,211 100.0

 

 年齢

 人数(人)

 比率(%)

 16~19歳

8 0.4

 20~29歳

88 4.0

 30~39歳

194 8.8

 40~49歳

416 18.8

 50~59歳

608 27.5

 60~69歳

435 19.7

 70歳以上

462 20.9

 

 職業

 人数(人)

 比率(%)

 個人事業主・会社経営者(役員)

222 10.0

 家族従業(家業手伝い)

12 0.5

 勤め(全日)

824 37.3

 勤め(パートタイム)

354 16.0

 専業主婦・主夫

308 13.9

 学生

43 1.9

 その他、無職

448 20.3

 

性別 人数(人) 比率(%)
男性 1256 58.4
女性 873 40.6
回答なし 22 1.0

    ※任意回答(総数:2,151人)

(2)調査結果の⾒⽅

    ア. 設問中の(    )内の数字及びグラフの中の数字は、回答⽐率(%)です。

    イ. 回答⽐率(%)は⼩数点以下第2位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計と全体またはカテゴリーを⼩計した数値が、100%にならないことがあります。

    ウ. 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の⽐率が0.05%未満のため四捨五⼊の結果0.0%となったものです。

    エ. グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を⽰し、回答⽐率は「n」を基数として算出しています。

    オ. 複数回答の質問については、その回答⽐率の合計は、100%を超える場合があります。

2    調査の⽬的

    県営水道は県民生活に欠かすことのできない重要なインフラであり、施設管路の老朽化や災害対策などを推進し、確実に次世代へ引き継がなければなりません。そのため、県営水道では長期的な事業運営方針として、『埼玉県営水道長期ビジョン』を定め、職員が一丸となって課題に取り組んでいます。

    本アンケートは長期ビジョンに基づき事業運営をしていくにあたり、県政サポーターの皆さまのご意見を伺い、今後の参考とさせていただくため、実施しました。

    アンケート結果は、『埼玉県営水道長期ビジョン』の実績評価の指標として、活用させていただくとともに、県営水道の経営や今後の広報活動等の参考にさせていただきます。

 

 

    担当課

    企業局    水道企画課    企画・経営担当    電話:048-830-7064(E-mail  a7050-06@pref.saitama.lg.jp)

3    調査結果

県営水道※1の役割    (※1    埼玉県水道用水供給事業)

  • 「あまり知らない」(40.3%)と「まったく知らない」(30.4%)を合わせた『知らない(計)』が7割強(70.7%)
  • 埼玉県では、5つの浄水場※2を管理・運営し、河川の水を浄化して水道水を作り、秩父地域と東秩父村を除く県内57市町と茨城県五霞町に供給しています。市や町では、県から送られた水道用水に地元の井戸水などを合わせるなどして、家庭や事業所などに水道水を届けています。

        県営水道の給水区域について知りたい方はリンク先からご覧ください。

  • ※2県営浄水場は大久保浄水場・庄和浄水場・行田浄水場・新三郷浄水場・吉見浄水場の5つです。

        県営浄水場の概要が知りたい方はリンク先からご覧ください。

 

    質問1

    県営水道の「水の製造・卸問屋」としての役割をどの程度知っていますか。

q1s

 

  • 県営水道の役割について知っているか尋ねた結果、「あまり知らない」(40.3%)と「まったく知らない」(30.4%)を合わせた『知らない(計)』が7割強(70.7%)で大半であった。

 

水道水の飲用としての利用

  • 「飲んでいる」が8割半ば(84.2%)

    質問2

    あなたは日常生活で水道水を飲んでいますか。(コーヒー、お茶、冷蔵庫で冷やしたものを含む。)

q2

  • 日常生活で水道水を飲んでいるか尋ねた結果、「飲んでいる」が8割半ば(84.2%)で大半であった。
  • そこで、「飲んでいる」と回答した方を対象に、水道水をどのように飲むのか、以下のとおり尋ねた。

 

水道水の飲み方

  • 「浄水器を通して飲む」は5割弱(48.2%)

    質問3

    (質問2で「飲んでいる」と回答した方にお伺いします。)

    具体的に水道水をどのようにして飲みますか。(あてはまるものすべて)

q22

  • 水道水の飲み方について尋ねた結果、「浄水器を通して飲む」が5割弱(48.2%)で最も多かった。
  • 次いで「そのまま飲む」が4割強(43.6%)、「沸騰させて飲む」が4割強(43.5%)であった。

 

水道水の水質

 

    質問4

    水道水について不満はありますか。

q4

  • 水道水の水質について不満があるか尋ねた結果、「特に不満はない」が8割強(82.1%)で大半であった。
  • 水道水の水質に対して「不満がある」1割半ば超(17.9%)の方に対して、以下のとおり尋ねた。

 

 水道水の水質に対し不満に思う理由

  • 「味がまずい」は7割弱(69.1%)

    質問5

    (質問4で「不満がある」と回答した方にお伺いします。)

    どのような理由から不満に感じますか。(あてはまるものすべて)

q52

  • 水道水の水質についてどのような理由から不満に感じるか尋ねた結果、「味がまずい」が7割弱(69.1%)であった。
  • 次いで「嫌なにおいがする」が4割半ば超(46.1%)であった。

 

 高度浄水処理の導入

  • 「あまり知らない」(42.7%)と「まったく知らない」(39.4%)を合わせた『知らない(計)』が8割強(82.1%)
  • 県営水道では、より安全安心で良質な水を安定供給するため、県営水道の全浄水場への高度浄水処理の導入を進めています。5つある県営浄水場のうち、新三郷浄水場には既に導入済みであり、今後残る4つの浄水場にも導入していく計画です。
  • 高度浄水処理について詳しく知りたい方はリンク先をご覧ください。

    質問6

    高度浄水処理について知っていますか。

q6s

 

  • 高度浄水処理について知っているか尋ねた結果、「あまり知らない」(42.7%)と「まったく知らない」(39.4%)を合わせた『知らない(計)』が8割強(82.1%)で大半であった。
  • 「よく知っている」(2.9%)と「おおむね知っている」(15.0%)を合わせた『知っている(計)』と回答した1割半ば超(17.9%)の方に対して、以下の問いを実施した。

 

 高度浄水処理の導入計画

  • 「新三郷浄水場に導入済みであること」(32.1%)と「残るすべての県営浄水場に導入する計画があること」(14.6%)、「どちらも知っている」(13.9%)を合わせた『知っている(計)』は6割強(60.6%)

    質問7

    (質問6で「よく知っている」「おおむね知っている」と回答した方にお伺いします。)

     高度浄水処理導入の県の取組について知っていることは何ですか。

q7s

  •  高度浄水処理導入の県の取組について知っていることは何か尋ねた結果、「新三郷浄水場に導入済みであること」(32.1%)と「残るすべての県営浄水場に導入する計画があること」(14.6%)、「どちらも知っている」(13.9%)を合わせた『知っている(計)』は6割強(60.6%)で半分以上を占めた。

 

県営水道の投資

  • 「よく知っている」(12.4%)と「おおむね知っている」(42.2%)を合わせた『知っている(計)』は5割半ば(54.6%)

    質問8

    県営水道は創設から50年以上が経過し、施設や管路の老朽化が進行しています。今後、将来にわたって安定的に水道水を供給するために、多くの投資が必要であることを知っていますか。

q8s

 

  • 将来にわたって安定的に水道水を供給するために、多くの投資が必要であることを知っているか尋ねた結果、「よく知っている」(12.4%)と「おおむね知っている」(42.2%)を合わせた『知っている(計)』が5割半ば(54.6%)で半分以上を占めた。
  • 一方「あまり知らない」(27.1%)と「まったく知らない」(18.3%)を合わせた『知らない(計)』は4割半ば(45.4%)を占めた。

 

水道料金

  • 「妥当である」は5割半ば(54.8%)
  • 県内市町の上水道料金の平均は、20立方メートル(3人家族の平均)使用した場合、月2,546円です。
  • 家計調査報告(令和4年度平均、2人以上の世帯、総務省統計局)によると、2人以上の世帯の電気代は月12,678円、ガス代は月5,232円、通信料は月12,598円です。
  • 水道水は浄水場施設や777kmにも及ぶ地下にある送水管などの莫大な建設投資を行い、動力費や薬品費等の費用をかけて365日24時間供給を行っています。

 

    質問9

    県営水道の料金は、市町等の上水道料金に含まれていますが、電気やガスといった他の公共料金と比較して、水道料金に対してどのような印象を持っていますか。

q9

  • 水道料金に対してどのような印象を持っているか尋ねた結果、「妥当である」が5割半ば(54.8%)で半分以上を占めた。
  • 続いて「やや高いと感じる」が2割強(22.8%)となった。

 

災害時の備え

        

    質問10

    最寄りの災害給水拠点を知っていますか。

q10

  • 最寄りの災害給水拠点を知っているか尋ねた結果、「知らない」が7割半ば(75.1%)で大半を占めた。
  • 「知っている」と回答した方は、2割半ば(24.9%)と全体の約四分の一という結果になった。

 

水道事業が優先する施策

  • 「コストをかけてでも老朽化した施設・設備の投資を行い、安全・安心な水質の水道水を供給する」が8割弱(78.9%)

 

    質問11

    今後の水道事業はどのような施策を優先すべきと考えますか。(あてはまるものすべて)

q11s

  • 今後の水道事業はどのような施策を優先すべきか尋ねた結果、「コストをかけてでも老朽化した施設・設備の投資を行い、安全・安心な水質の水道水を供給する」が8割弱(78.9%)であった。
  • 続いて「コストをかけてでも災害時に極力断水がないように水道施設を整備する」が6割強(61.5%)を占め、安全・安心な水を安定して供給することを望んでいる回答者が多かった。

 

今後、提供してほしい情報

  • 「水道水の安全性や水質」が7割半ば(75.7%)

    質問12

    今後、県営水道からどのような情報を知りたいと思いますか。(あてはまるものすべて)

q122

  • 今後、県営水道についてどのような情報を知りたいか尋ねた結果、「水道水の安全性や水質」が7割半ば(75.7%)で最も多かった。
  • 続いて「経営状況や水道料金」が5割強(53.1%)で多かった。

 

⾃由意⾒

    質問13

    県営水道についてのご意⾒などがありましたら、ご記⼊をお願いします。

    〈主なご意見〉

  • 現在の水道水について、環境・質・料金ともに満足しています。
  • いつも綺麗な水を供給していただき、ありがとうございます。
  • これからも安心安全な水道水の供給をお願いします。
  • 水道管の老朽化が問題となっているため、大きなトラブルが起こる前にきちんと対応をして欲しいです。
  • 県営水道について、自分があまりにも知らないことに気が付きました。私のような人も少なからずいると思います。今後は、きちんと情報を得ていきたいと思います。多くの人が関心を持つためにも、県営水道についての広報活動をよろしくお願いします。
  • 毎日飲んだり、風呂に入ったりと、何気なく水道水を使用していますが、水道が断水したことを考えると、その不便さが多岐にわたることを、改めて考えさせられました。いつでも安心して飲める水道水の供給を期待しています。
  • 災害時にも安心安全な水道水の供給を期待します。
  • 味があまり良くないと思う。浄水器の導入は検討していないが、将来的に導入する可能性もある。可能であれば味等の改善をして欲しい。
  • 水道水の品質、設備等の中長期計画、収益などが利用者に認知されると良いと思います。

    ※上記を含め、計502件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへご協力いただき、ありがとうございました。

お問い合わせ

企業局 水道企画課 企画・経営担当

郵便番号330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目14番21号 職員会館4階

ファックス:048-834-5071 

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