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掲載日:2024年3月13日

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先輩職員からのメッセージ(一般行政  内山 真悟)

埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からメッセージです。

【一般行政】

 内山  真悟(うちやま  しんご)

環境部  エネルギー環境課  住宅等省エネルギー推進担当  主任(令和2年4月1日現在)

異動歴

平成30年4月採用  現所属

現在の仕事の具体的な内容とやりがいを教えてください。

  現在は家庭での再生可能エネルギーの普及に向けた取組として、地中熱という地面の中の熱を利用するシステムの効果検証業務を行っています。地中熱の利用をエアコンに例えて説明すると、通常エアコンは夏では外の暑い空気を冷やして室内へ取り込み、冬は冷たい空気を暖めて室内に取り込みます。このとき消費するエネルギーは外気と室内の設定温度の差が大きければ大きいほど、消費するエネルギーも多くなります。

  地中の内部は一年を通じて温度の変化が小さいことから、相対的に夏は涼しく冬は暖かい環境と言い換えることもできます。つまり、地中の熱を利用することで夏であればは外気よりも涼しい空気を冷房に使用することで、通常のエアコンよりも消費エネルギーを抑えて稼働させることができます。

  地中熱は冬の寒さが厳しい北海道などで普及が進んでいますが、埼玉県でも普及を促進することで温室効果ガスの削減に寄与できると考え、実際に県内に設備を設置して運転状況を分析しています。

 

ある日の1日のタイムスケジュールについて教えてください。

 

時刻 スケジュール

5:30

7:15

7:30

8:00

8:30

12:00

13:00

14:00

15:30

16:15

17:15

18:00

19:00

20:30

22:30

 

 

 

 

 

起床

出勤

予定確認、メールチェック

エネルギー関係の最新情報の収集

担当事業の資料作成、進捗状況の確認、業者との連絡など

昼食

委託事業の打ち合わせ

庁内関係課からの質問に対する回答作成

業務進捗状況の報告、今後の予定の確認等

退庁

帰宅

子供の夕食介助

子供の入浴

子供の寝かしつけ、家事

就寝

 

※時差出勤の制度を利用しているため、7:30~16:15が

勤務時間となっています。

(通常8:30~17:15)

 

 

育児休業取得について上司や同僚はどのような反応でしたか。また、取得にあたって不安な点や、留意した点等を教えてください。

  まず子供を授かったことに対して周囲から祝福の言葉をたくさんもらえたことが非常にうれしかったです。育休取得にあたっては、入庁1年目の総務事務を担当していた頃に産休や育休中の職員の方々の書類や手続きなども行った経験もあり、どのような準備が必要なのか予備知識もあったため、特に不安などはありませんでした。留意したのは、出産直後が特に大変という話を聞いたことがあり、妻のケアもしっかりすること、出産予定が2月中旬と年度末の忙しい時期でもあったため、一度にまとめてではなく2回に分けて取得することでした。そこで出産後8週以内に夫が育休を取得した場合は特別な事情がなくても再度育休を取得できるという制度を利用しました。妻は出産後しばらく入院していたため、その間に不在の間に考えられる業務をなるべく済ませ、書類の受け取りなど事前に処理できないような業務を引き継ぐよう準備しました。育休は妻の退院後にまずは2週間ほど取得し、3月下旬に一旦復帰しました。新年度の業務は復帰から5月までの2か月間である程度見通しを立て、2回目の育休は6月からの2か月間のまとまった期間を取得しました。

※写真は、コロナ対策を実施した上で一時的にマスクを外しています。

復帰前に感じたことや復帰に当たり何か準備したことがあれば教えてください。

  子供と触れ合える時間を考えると、もっと長く取得してもよかったかなと感じました。休暇取得前後で担当業務も変更がなかったことと、休暇取得前から復帰後に行う業務についてある程度計画を立てていたことや、休暇期間中に急な制度変更などがなかったということもあり、復帰にあたり特別準備したことはなく、周囲のサポートもあり、大きな戸惑いなく復帰することができました。

職場復帰後の感想を教えてください。

  不在の間に引き継いだ業者との委託契約に係る業務を対応していただき、非常にありがたかったです。特にコロナ禍で通常とは異なる対応を求められる状況で大変だったと思うので尚更でした。

休暇取得時、職場復帰時の周囲のサポート体制を教えてください。

  育休取得前に担当内で自分の業務を割り振らせてもらったことで安心して休暇を取得できたと思います。また、復帰時には育休中の状況など教えてもらいながら、育休取得前に割り振らせてもらった担当業務をスムーズに引き継ぐことができました。

育児休業を実際に取得した感想を教えてください。

  2回に分けて取得しましたが、どちらの期間もまだコミュニケーションを取れるような月齢ではなかったので、子供と仲良くなれたというよりは育児をしていく環境を整えられたことが良かったと思います。通常なら仕事をして育児をして家事をしてというようにせわしなく時間があっという間に過ぎてしまいますが、一度仕事を止めさせてもらえたことで、その分を家庭に向けることができ、妻の体調の回復や家のこと、子供の将来のことなどじっくり考える時間ができました。育休中に子供の世話の仕方は一通り覚えたので今でもあまり苦戦することなくお世話することができ、そのおかげなのか一度もパパ見知りをされることもなく、今はすごく懐いてくれています。取得して良かったと思います。

 

 

 

 

家事育児と仕事の両立という面において、埼玉県はどのような職場だと感じますか。

  出産にあたっては出産補助休暇や男性職員の育児参加のための休暇など様々な休暇制度があり、1時間単位で取得もできるので柔軟に休むことができ、すごく手厚い環境だと思います。また、近い時期に出産を迎えた方や年齢の近いお子さんを育児されている方も周りに多いので、いろいろとアドバイスをしてもらえる環境でもあったので、非常に心強かったです。

  上司は育児への理解が十分にあり、元々育休の申請はコロナが騒ぎになる前からしていましたが、徐々にコロナが問題になってきても上司は気にすることなく予定通り育休を取得してもらいたいと背中を押ししてくれました。

  また、今は仕事のやり方を見直し、テレワークを取り入れたことで、削減できた通勤時間を家事に使うことができています。

  このような環境のため、家庭のことで不安を抱えながら仕事をすることもなく、安心して仕事にも取り組めることから、家庭と仕事を両立しやすい職場だと思います。

これからの埼玉県の未来をつくる役割の一翼を担う県の職員として、今後チャレンジしたい事やどのような職員になりたいかを教えてください。

  経済の発展は大事だと考えています。民間企業から転職してきたので、前職の製品開発などものづくりの分野での経験を生かして、県内企業の振興に貢献できればと思います。

埼玉県を目指す方へメッセージをお願いします。

  埼玉県へ転職したことをきっかけにマイホームを購入しました。職があり居を構え、子供もいる。何を幸せと思うかは人それぞれですが、埼玉県へ入庁してからの出来事を考えると、自信をもって自分の人生は充実しているなと思うことができます。ぜひ埼玉県で一緒に働き、仕事もプライベートも充実させましょう。お待ちしております。

 

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