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掲載日:2023年11月17日
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特殊詐欺とは、犯人が電話等の通信手段を使い、親族や公的機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、犯人の口座に送金させたりする犯罪の総称です。(令和2年1月から、特殊詐欺の手口は下記の10種類に分類されています。)
埼玉県では、多発する特殊詐欺被害への対策を推進するため、平成31年3月19日「特殊詐欺撲滅条例(PDF:192KB)」が制定されています。
親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金を名目に金銭等だまし取る手口です。
親族、警察官、銀行協会職員等を装い、「あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続が必要である」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る手口です。
未払いの金額があるなど架空の事実を口実に金銭等をだまし取る手口です。
税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座に振り込ませる手口です。
実際には融資しないにもかかわらず、簡単に融資が受けられると信じ込ませ、融資を申し込んできた人に対し、「保証金が必要です」などと言って金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
価値が全くない未公開株や高価な物品等について嘘の情報を教えて、購入すればもうかると信じ込ませ、その購入代金として金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
「パチンコ打ち子募集」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ会員登録等を申し込んできた人に会員登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
「女性紹介」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、女性の紹介を申し込んできた人に会員登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
上記に該当しない特殊詐欺のことを言います。
警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」などの名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗む取る手口です。
累計(1~12月) | |
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認知件数 | 1,387件(前年比+305件) |
被害金額 | 29億1,971万円(前年比+5億4,620万円) |
特殊詐欺認知件数と被害金額の推移(平成22年から令和4年)
特殊詐欺統計資料~認知状況と被害の特徴~(埼玉県警察ホームページ)
電話で身内(子供や孫など)や警察官等になりすまし、電話をかけてくる手口が増えています。「電話でお金の話は詐欺」です。
警察官等をかたり電話をしてきたうえ、銀行協会職員等を装って自宅に訪問して「あなたの口座が悪用され」「キャッシュカードを預かる」手口が増えています。絶対に、「キャッシュカードは渡さない」「暗証番号は教えない」ようにしましょう。
市職員、社会保険庁職員、税務署員などになりすまし、医療費・年金・税金などの還付金があります。いますぐATMに行って操作すれば、現金で還付します。などと言い、ATMへ行くように指示し携帯電話で連絡を取りながら、言葉巧みに振込みをさせます。
公的機関はATMでの還付はしません!
県警の調査によると、キャッシュカードをだまし取られた被害者のうち65%が手口を知らなかったと回答しています。こうした状況を受け、県と県警で、手口を知ってもらうために啓発DVDを作成しました。
音声と映像により、分かりやすく手口を学ぶことができます。映像はYouTubeの県警公式チャンネルからも視聴することができます。
多くの人が詐欺の手口を知りながら被害にあっています。被害にあわない最も有効な対策、それは「犯人と話をしないこと」です。
犯人は証拠となる自分の声が残るのを嫌がります。本当に要件のある方はメッセージを残してくれますので、折り返し電話をかければいいんです。「でも、いつも留守にしてると思われるのは?」というご意見もありましたので、県では特殊詐欺対策用留守番電話用音声メッセージを作成しましたので、是非ご活用ください。
相手の番号が表示されるナンバーディスプレイや自動で警告・録音する機能が付いた電話機や、今お使いの電話機に後付けできる対策機器も非常に有効です。※詳しくは特殊詐欺対策機器の紹介をご覧ください。また、県では対策機器に実際触れて機能を体験できる、特殊詐欺被害防止ワークショップも実施しています。
「高額」「書類を受け取るだけ」などとうたい特殊詐欺の受け子・出し子などの闇バイトを募集する書き込みがSNSなどで見受けられます。こうしたものには絶対に手を出さないでください。
犯罪グループは雇った人を都合よく利用した後、「捨て駒」として使い捨てます。雇われた人はすぐに警察に逮捕されます。また、雇われた人の多くは、犯罪グループから報酬を支払われないケースが多いです。
逮捕された後に待ち受けるのは懲役や被害者への損害賠償です。闇バイトに応募した人も被害者も、人生が台無しになります。
詳しくは、警察庁ホームページを御覧ください。
埼玉県警察ホームページにて、県政サポーターアンケートの結果を公開しています。
ストップ・オレオレ詐欺47(SOS47)プロジェクトとは、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺を食い止めるため、国家公安委員会委員長から「特別防犯対策監」及び「特別防犯支援官」として委託を受けた芸能人たちで結成されたプロジェクトチームです。
詐欺被害を防止するための方法を、漫画や動画で発信しています。
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