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掲載日:2024年3月4日

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復活した郷土の味

「行田在来青大豆」は、行田市で古くから自家消費用の「あぜ豆」として栽培されてきましたが、収量・作業性の高い栽培品種の台頭により、昭和50年代に姿を消してしまいました。

県農林総合研究センター(当時、現農業技術研究センター)が県内の在来大豆の加工適性試験を行なった結果、豆腐として有望で実需者からも高く評価され、再び脚光を浴びることなりました。

平成19年から栽培が復活し、年々栽培面積が拡大しています。行田市では平成23年7月に「行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会」が設立され、生産拡大及び商品化への取り組みが進められています。

令和5年より行田在来枝豆を「さきたまめ」と名称を変更し出荷を行っています。
袋のデザインや選別機を一新し、より高品質かつ魅力のある枝豆の栽培に取り組んでいます。

行田在来の写真

行田在来青大豆

特徴

  • ほんのり青く、大粒、在来種のため形状が一定ではない
  • 甘みが強く独特の香りや風味が特徴、豆腐や煮豆、呉汁にすると美味しい
  • 大豆だけでなく、枝豆も非常に甘く食味がよい

行田在来枝豆の写真
枝豆として収穫される行田在来青大豆

収穫時期の行田在来大豆の写真
収穫期の行田在来青大豆

栽培

行田在来の収穫時期の図表

晩生種であるため種まきが早い場合、実が上手く着かなかったり、草丈が高くなる傾向があるため、遅時期に播きます。「ツルが伸びやすい」、「実が着く位置が低い」など栽培がむずかしい大豆です。

大規模での栽培の場合は、種まき~収穫まで、大型機械を使った作業が行われています。

大豆畑の写真
生産ほ場

コンバイン収穫の写真
収穫作業

商品化された加工品

最初に商品化されたこだわりの「豆腐」を初め、「みそ」、行田名物「ゼリーフライ」、「豆せんべい」、「枝豆おかき」、、「えだまめアイス」など、続々と商品化されています。

行田在来青大豆の加工食品の写真
行田在来青大豆の加工食品

おもな販売場所(直売所によって、扱っている加工品は違いますので注意してください。)

JAほくさい行田直売所:行田市富士見町1-8-1 電話048-556-2203

古代蓮の里売店:行田市小針2375 電話048-556-0770

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お問い合わせ

農林部 加須農林振興センター 技術普及担当

郵便番号347-0054 埼玉県加須市不動岡564-1

ファックス:0480-61-2481

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