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掲載日:2025年7月4日
Q 小川寿士 議員(民主フォーラム)
本県では、先月5月1日から1か月間、7年ぶりに交通死亡事故多発非常事態宣言を発令いたしました。その最中の5月14日、三郷市におきまして、小学生の列に車が突っ込む事故が発生し、4人のお子さんが重軽傷を負いました。けがをされた子供さんに、心よりお見舞いを申し上げます。
全国的にも、子供が歩行中に車の突入事故に巻き込まれるケースが相次いでおります。三郷市の事故では、警察発表によりますと、外国籍の男性がひき逃げの疑いで逮捕され、報道によりますと、今月6日付けで埼玉地検越谷支部が起訴したとのことであります。
また、事故を起こした運転手は、外国免許切替制度を利用して免許を取得していたことが判明しました。この外免切替制度につきましては、警察庁長官は5月22日の記者会見で、原則として住民票の写しを提出させるとともに、試験内容の厳格化を進める方針を明らかにしております。この点につきましては、警察庁の対応をしっかりと注視していきたいと思いますが、県警察としては、通学路の安全対策の強化や飲酒運転、信号無視のそうした厳格な指導取締りを推進するなど、子供たちを交通事故から守る安全対策の強化が求められています。
冒頭、警察本部長の見解を伺います。
A 野井祐一 警察本部長
通学路におけるこどもの安全確保については、県警察においても極めて重要であると考えております。
交通安全教育や広報啓発、通学路の現場診断や交通安全施設の整備、登下校中の時間帯を中心とした各種交通違反の指導取締り等を実施しているところであります。
令和6年3月からは、県内の全ての小学校を対象として、小学校周辺の交通事故多発エリアを可視化したマップを県警察ホームページに掲載し、小学校や保護者等への情報共有を図るとともに見守り警戒場所の選定等に御活用いただいているところです。
また、飲酒運転や無免許運転、信号無視、歩行者妨害等につきましては、交通事故に直結する危険な違反と捉え、取締りを強化しております。
加えて、生活道路における可搬式速度違反取締装置を活用した速度超過の取締りを実施しております。
今後も、こどもの尊い命を交通事故から守るために、教育機関をはじめとする関係機関等と連携し、各地域の実態に即した交通安全対策を強力に推進してまいります。
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