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ページ番号:33192

掲載日:2022年12月12日

人工関節について

  当センターでは変形性股関節症、関節リウマチ、発性大腿骨頭壊死などの股関節疾患に対して人工股関節全置換(THA)を、変形性膝関節症、関節リウマチなどの膝関節疾患に対して人工膝関節置換術(TKA)を行っています。

近年の人工股関節置換術

  近年、人工股関節置換術では、筋肉や腱を切離しない前方系のMIS(Minimally invasive  surgery)(最少侵襲手術)を行う施設が増えてきています。前方系MISは後方進入手術法と比較して、手術直後の疼痛が軽い、術後の筋力の回復が早い(後方進入では筋力回復に3か月かかるといわれています)、術後の脱臼の危険性が低いなどの利点がある一方、術者が手術に慣れるまで一定数の手術件数が必要と言われています。

当センターの人工股関節置換術

  当院では2009年度より一部の再置換術を除いて全て前側方進入のMIS(Watson Jones変法)を行っています。2009年度から2018年度までに、初回人工股関節置換術391件、及び再置換術27件行っています。

合併症は
  術後早期感染1例、術後脱臼1例。いずれも再置換術後は良好です。
  術後大腿神経麻痺1例。(麻痺は回復済)

当センターの特徴

  当センターの特徴として術後リハビリテーションのスタッフ・設備の充実が挙げられます。

  「美しく歩く」ことを目指しています。正しくない歩き方では、なかなか筋力もつきづらく、可動域制限も残存し、正しくない歩き方が固まってしまいます。

「美しく歩く」ことを目指して…

  当センターでは、筋緊張をほぐし、可動域訓練、筋トレ、歩行訓練を地道に行います。美しく歩くことのできる補助具を使うため、平行棒・歩行器・2本杖使用の期間が長く、他院に比べて1本T字杖になるのが遅いかもしれませんが、美しく歩くことができるようになります。平らな室内を歩くのと屋外を歩くのはかなり違います。当センターでは、屋内を安定して歩くことができるようになったら、屋外歩行練習も行います。砂利道や各種段差の練習も可能です。

  通常のTHAの場合は3~4週間の入院で、平地は短距離杖なし歩行、屋外は1本杖歩行を目指しています。場合によっては入院期間中に1本杖歩行では正しくない歩き方になる場合があり、2本杖歩行で退院する場合もあります。その場合には週1~2回の外来リハビリを行い、自宅での自主トレのサポートを行います。

 

 

お問い合わせ

福祉部 総合リハビリテーションセンター  

郵便番号362-8567 埼玉県上尾市西貝塚148-1

ファックス:048-781-2218

個人的な病状や個々の病気に関する質問にはお答えしかねます。

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