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掲載日:2023年9月13日

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専門家会議後の知事発言(9月13日)(テキスト版)

 

知事

それでは、まず私の方からご報告をさせていただきます。本日、たった今先ほどまで、埼玉県の新型感染症専門家会合を開催をさせていただきました。その関連でいくつかお話をさせていただきます。

まず、パネルに出ておりますけれども、学校の文化祭等のイベントで新型コロナの感染が増加をしております。先々週の末の結果、5つの高校の学校閉鎖がございましたけれども、この週末の文化祭等を行ったところでも、やはり感染が拡大をし、学校閉鎖が出てきております。本件、もし必要であれば後ほど教育長からもコメントいただきたいと思います。体調不良者のイベント参加による感染や受付付近など人が滞留する場所での感染、或いは暗幕、カーテンですね、の使用などによって、換気が十分ではない。こういった室内での感染などが実際の例として具体的に見られており、感染拡大の一因として考えられます。

そこで、改めて県民の皆様に対し、次のことをお願いいたします。まず、体調不安や発熱など症状がある場合には、外出を控えて安静にし、体調悪化時には、診療・検査医療機関を受診していただきたいと思います。また、受診に迷う時には、埼玉県コロナ総合相談センター(0570-783-770)に電話をしていただきたいと思います。次に、換気、手洗い、或いは手指消毒など、人が多く集まるイベントでも基本的な感染防止対策を継続していただきたいと思います。また、高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関受診時や高齢者施設などを訪問する時には、マスクを着用いただきたいと思います。現在、若者の間で感染が拡大をしていますが、これが高齢者の方に仮に広がるようになると、より大きなリスクに直面することとなります。感染からご自身を守るための対策としても、マスクの着用は効果的ですので、場面に応じて適切にマスクを着用していただきたいと思います。最後に、新型コロナワクチン接種について、9月20日よりすべての年代を対象とした「令和5年秋開始接種」が始まります。特に、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方には、ワクチン接種を検討いただきたいと思います。

このパネルをご覧ください。新型ワクチン接種についてのお知らせであります。9月20日より、「令和5年秋開始接種」となります。令和5年秋開始の接種は、9月20日より令和6年、翌年の3月31日までの実施の予定であり、対象は初回接種を終了した生後6か月以上のすべての方であります。このワクチンにつきましては、オミクロン株XBB1.5に対応した1価ワクチン、単価ワクチンであり、9月19日までに追加接種を受けた方も接種が可能であります。なお、接種を受けるには、前回接種、接種を受けてから3か月以上の間隔をあける必要があります。また、接種券の送付時期など、接種券取扱いにつきましては、市町村により対応が異なるところがあります。県ホームページにも市町村の該当ホームページへのリンクを設定していますので、不明点がある場合には、お住まいの市町村にお問い合わせをいただきたいと思います。また、初回接種につきましては、生後6か月以上で今まで接種をしたことがない方も、引き続き接種が可能であり、使用ワクチンは9月20日以降から「令和5年秋開始接種」と同じく、新たなXBB対応ワクチンでの接種となります。ワクチン接種後、副反応等が見られる場合には、「埼玉県副反応相談窓口」をご利用いただきたいと思います。この副反応の相談窓口は、看護師等が365日24時間体制で相談を受けていますので、気になる症状や副反応が起きた時には、いつでもご相談をいただきたいと思います。今日の専門家会合におきましても、これから冬を迎えるにあたり、特に高齢者の方々のリスクには高いものがあるため、ワクチン接種は引き続き検討いただくべきという声もありました。ワクチン接種は引き続き無料であります。重症化リスクの高い、高齢者、基礎疾患のある方には接種が推奨されております。接種をぜひご検討いただきたいと思います。それ以外の方につきましても、希望するすべての方が接種を受けることができますので、ご自身で接種を受けるかどうかぜひご検討をいただきたいと思います。私からは以上であります。

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