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掲載日:2022年11月29日

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修了生からのメッセージ(電気工事科)

電気工事科 田島 健太郎さん】、【電気工事科 宮本 和泉さん

電気工事科 山﨑 有里さん】、【電気工事科 宮下 大樹さん

電気工事科 近藤 翔太さん

 電気工事科 田島 健太郎さん(平成16年度修了生 株式会社万代電気工業勤務)  

現在の勤務先を選んだ理由

私は、専門校在校中に取得した第二種電気工事士の資格を生かせる仕事を探していました。また、第一種電気工事士にも合格していたので、実務経験を積み、資格を取得し、現場で幅広く活躍したいと考えていました。現在の会社を選んだのは、会社見学の際、先輩方や現場で仕事を行っている方が現場作業の様子や実際に工事した建物などを丁寧に説明して頂いたからです。自分の知っている建物が多く、そういった建物の工事に携わりたいと思い選びました。また、家から近く、指導員から紹介されたので志望しました。

これまでのキャリアパス

入社後、社内研修で現場のルールや電気技術を身につけて、電気工事士として、親方、先輩方が携わっている現場で作業を行いました。その後、実績を積み数年がたち現場監督として、現場を任せられる立場になり、工事を安全にかつ計画通り進めるのが仕事となっています。現在、入社17年目で、社員の中では中堅です。公共工事また民間工事など新築の大型建物の電気工事に携わりました。今では、後輩が増えて、現場で培った経験から得られる技術・知識を後輩へ教えることが多くなりました。

仕事でやりがいを感じること

建物は、電気工事だけではなく、様々な業者が協力して完成させるので、日々工事が事故なく円滑に進むように調整することが大変です。しかし、自分が担当した建物の照明器具が点灯したときは、ほっとすると同時に人々の暮らしを支えているという充実感があります。また、工事の依頼を受けたとき、どのような電気の工事を行うかをお客さんの前でプレゼンテーションする機会があります。設計図書や関係資料を熟読し、円滑に建物や現場を引き渡しできた時にやりがいを実感します。

 

仕事で苦労したこと

入社当時は、専門校で学んだこともあり、電線の接続作業などの基本作業はできました。しかし、現場では、状況に応じて様々な工具・材料を使用するので、ものを覚えて、工事できるようになるまで時間がかかりました。早く一人前の作業員となるため、先輩の下で必死に覚えた記憶があります。また、わからないことが多く先輩とのコミュニケーションの取り方に悩んだこともありましたが、積極的に話をして作業に取り組むことで克服しました。過去の失敗から学んだ知識は、現在の日々の業務に役立っています。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

埼玉県、国土交通省、防衛省の下記工事実績を積ませて頂きました。

公共工事であるため、社会の貢献度も高いです。人の役に立っていると実感できるのがやりがいであり、また誇りに思う所です。

【施工実績】

社会資本整備総合交付金(維持)道路照明灯更新工事

埼玉県地上系防災行政無線川越比企地域振興センターほか支部・県土等

電源設備再整備工事

橋りょう修繕工事(大曽根歩道橋ほか)

横浜国道事務所管内非常用発電設備他新設工事

百里(2補)隊舎改修電気その他工事

 

今後の目標

施工管理の仕事は、工事の工程管理、現場作業の安全管理、出来上がるものの品質管理などお客様に安心して使用してもらえる設備を完成させ、提供することです。その業務の中では、仕事がうまくいかないときもあります。したがって、日々の仕事で得た知識や経験をさらに深く追求し、業務の効率かを図るとともにトラブル時に適切に対応できる能力をも見つけていきたいです。現在は、工事部門の中でも自身の成長につながる重要な仕事を任されることが多く、このままキャリアを積みたいと思います。

また電気関係の資格にとらわれず様々な国家資格取得に挑戦していきたいです。

高等技術専門校を選んだ理由

進路で悩んでいる時、高校の先生からの提案で選びました。電気工事について全く知らなかった自分ですが、専門校のオープンキャンパスに参加し、実際に作業を体験させていただいたことで自分にもできるかもと思い入校を決意しました。また、県立であるため授業料も安く少人数制であることも決断した理由の一つです。

入校希望者へのメッセージ

電気工事未経験のかたでも一から教えて頂けるので安心して学べると思います。生徒の年齢層も様々なので、会社と同じような環境でもありますので、社会勉強も同時に経験できると思います。手に職をつけるということはメリットしかありません。また、今後求められる大きな要素になると思いますので、是非入校し資格取得にチャレンジし、専門校を楽しんでください。先輩・後輩として、いつか一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

電気工事科 宮本 和泉さん(令和2年度修了生 牛山電工株式会社勤務) 

現在の勤務先を選んだ理由

現在の会社は、電材の卸業と電気工事業の両方を営んでいます。就職活動中に会社見学をさせて頂いた際、電材などの現物を知り、電気工事もできる事がこの会社の魅力だと伺いました。現場やお客さんの要望をもとに、様々な電材から要望にマッチしたものを選び、より良い物をお客様に提供できると思ったのでここに決めました。入社後に気付いたのですが、自分のキャリアアップに非常に役立っています。

これまでのキャリアパス

まずは現場での作業を覚えることに注力しました。先輩と一緒に作業を行い、仕事を覚えていくいわゆるOJTで、いろいろな現場を経験させて頂きました。オフィスビルの新築工事ではコンセントや照明の取付け作業、住宅から店舗へのリニューアル工事では新規回路の敷設作業などを経験しました。ひとつとして同じ作業はないので大変ではありますが、それ以上にいろいろな事を経験できることが面白い。今後はルームエアコンの取付けなどもできるようになりたいと思っています。

仕事でやりがいを感じること

なんといっても達成感だと思います。自分が担当した工事が終わり、実際に電気を流す瞬間は緊張しますが、自分の行ってきた仕事が形となり、作り上げたものが残っていく瞬間だと思うと、達成感と満足感を味わうことが出来ます。お客さんから感謝の言葉を頂けたときは嬉しいですね。

仕事で苦労したこと

電気工事の仕事は、様々な人と協力しながら仕事をします。良い関係を築くためにもコミュニケーションを取るように心掛けました。特に言葉遣いには気を使いました。

また、電気工事士として、自分の仕事に手を抜きたくないんです。ただ、工期が決まっているので、自己満足を求めすぎてもいけない。この折り合いを取るのに非常に苦労しましたし、きっと今後も苦労するだろうと思います。

今後の目標

工事仕様書やお客さんの要望など、案件の取りまとめができる工事士になりたいです。容量の選定や配線敷設までの作業手順など、一通りの作業を自分で取りまとめられるようになりたいと考えています。直近の目標として、まずは仕事を安心して任せてもらえるような存在になりたいです。

電気工事士を選んだ理由

以前は、建築関係の仕事に就きたいと漠然と思っていました。ある時、実家の改修をした際に、配線工事などを行う電気工事士という仕事を知りました。話を聞くと将来にわたり必要とされる仕事だと知り、この時に電気工事士になろうと思いました。

高等技術専門校を選んだ理由

将来にわたり活躍できる、電気工事士の資格を取りたいと考えていた時に、パンフレットで川越高等技術専門校を知りました。専門校を見学した際に、実技の訓練が多い旨の説明がありました。自分は「見て覚える」より、「やって覚える」ほうが好きなので、川越高等技術専門校にしようと思いました。

入校希望者へのメッセージ

知識や技術をはじめ、授業料に見合う以上の経験が出来たと思っています。特に、自分が抱いているイメージと、現場とのギャップや違いを教えて頂いたことで、心の準備が出来たことが非常にありがたかったです。これは、現場経験の豊富な先生方にしかできないと思うので、自分は運がよかったと思いました。電気の知識をつけるだけでなく、現場で使える人間に育ててもらえることが専門校のメリットです。「量より質」、「短期集中で結果を出したい」と思う人なら、高等技術専門校をお勧めします。


 

電気工事科 山﨑 有里さん(令和2年度修了生 株式会社 電成社勤務)

 

現在の勤務先を選んだ理由

専門校で開催された電気関連の合同企業説明会に参加し、現在の会社の説明を受けました。工事部のかたの話を聞いてこの会社で働いてみたいと思いました。現場も見学させていただき、自分が日頃利用している施設の電気設備を工事していることを知り、とてもやりがいのある仕事だなと感じ志望しました。

これまでのキャリアパス

小口工事を主に担当しています。公園の外灯の取り換え、学校の電気の不具合箇所の点検・修理、個人宅のスイッチ・コンセントの取り換えなどをやってきました。それぞれの工事は、短期間で終わるものばかりですが、毎回必要とされるスキルが違うため、先輩たちの仕事を見ながら技術を学ぶことは大変でした。

仕事でやりがいを感じること

日々の作業の中で、少しずつではあるのですが、自分が作業できるようになっていくことに成長を感じています。入社当初は、ペンチで切れなかった太い電線を切れるようになったり、金属配管の切断を電動工具を使用し、うまく切れるようになったりと作業に必要な体力・技能が身に付き、できる工事の範囲が広がっていくことに達成感とやりがいを感じます。 

仕事で苦労したこと

専門校では、屋内配線で使用する電線を主に使用していたのですが、現場に行くと直径の大きな太い電線を扱う機会が多くありました。意外と重くてびっくりしましたが、先輩方に体の使い方、作業のコツを教わりながら取り扱い方法を学びました。作業で使用する工具も腰に装着し作業するのですが重いので、先輩などに意見を聞きながら自分なりにカスタマイズして自分仕様のものに仕上げています。いろいろと工具を試すことも楽しいですよ。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

一番印象に残っているのは、倉庫内において多数の照明器具の取付工事をやったことです。照明器具の取り付けの経験はあったのですが、多数の照明の取り付けは、その現場が初めてでした。照明器具の支持金物を取り付け、高さを調整しながら器具を取り付けることは、ミリ単位の正確さが必要とされ気を使う作業でした。しかし、電気を流し、照明器具が一斉についた時には、とても感動したことをおぼえています。

  

今後の目標

まだまだ、駆け出しの電気工事士ではありますが、様々な工事の作業方法を覚え現場で頼られる職人になりたいです。そのためには、各工事の作業を丁寧に覚えていきたいです。電気工事は、その状況に応じて施工方法を検討しながら、最適な工事方法で工事をします。様々な工事現場の作業に携わることでその適応能力を上げていきたいです。

高等技術専門校を選んだ理由

私は、当時資格もなかったため、今後はしっかりと資格を取得し、専門スキルを磨き、手に職をつけて働きたいと考えていました。看護師、介護等様々な仕事があったのですが、自分で体を動かしてものづくりをしたいと思っていました。専門校で電気工事を志望したのは、叔父が専門校で電気の事を学び現場で活躍していることを知ったのがきっかけです。オープンキャンパスにも参加し、体験授業で、簡単な照明回路の作成をしました。自分の作品に電気を流し、点灯したときにはとても感動し、この分野の知識を深め仕事がしたいと考えました。

入校希望者へのメッセージ

電気関係の仕事を目指す皆さんは、やはり資格を取得することが大切です。専門校では、資格取得に対するサポートを手厚く行ってくれるので、日々一生懸命訓練に励むことで取得可能であると思います。また、同じ目標を持った仲間がいることで、お互い切磋琢磨しながら技能・技術を高めあえる環境であると思います。新卒のかたにおいては、今までの学校とは違い、幅広い年齢層の人とともに訓練することとなり、環境の変化にとまどうと思います。しかし、社会勉強の一環としていろんな人の話を聞く良い機会であると思うので、積極的にコニュニケーションを取ってもらえればと思います。同じ業界で働けることを楽しみに待っていますよ。


電気工事科 宮下 大樹さん(平成20年度修了生 株式会社電成社勤務)  

現在の勤務先を選んだ理由

電気配線の施工がやりかったので、電気工事会社を希望していました。家から近く、また、指導員から紹介されたので志望し、人生設計について親身に相談に乗ってくれたので入社を決めました。

これまでのキャリアパス

入社3年目ぐらいまではリーマンショックの影響で、景気が悪く、仕事が多くなく、主に改修工事に携わっていました。景気回復後はマンションやテナントビル、公共工事など新築の大型建物の電気工事に携わりました。現在、入社10年目で、工事に携わっている社員の中では中堅です。

仕事でやりがいを感じること

建物が完成し、照明が点灯したとき、達成感を味わえることができます。また電気工事の施工方法や工具及び材料は日々進歩しているため、常に勉強しなければならず、勉強することにより、スキルが上って、成長していると感じられたときにやりがいを実感します。

 

仕事で苦労したこと

工期が決まっていて、それに間に合わせなければならないため、常に次の工程を考えながら、作業しています。それを可能にするには電気工事だけでなく、幅広い知識が必要であり、覚えていくことが大変で苦労しました。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

大規模な工事で、数十人の人を動かす仕事に携わり、仕事に関わった人から褒められたことや、言われることをやるのではなくて言う立場で仕事が上手に進められたこと、また、後輩に教えるようになったことです。

 

今後の目標

どんな仕事でもそつなくできるようになりたいと思っています。そのためには勉強して、多くの知識を得たいと思います。また自分が教えられることを後輩に教えていきたいと思います。

入校希望者へのメッセージ

専門校に若い年齢で入校すると「何でこんなに勉強しなければならないのか。」と思うかもしれませんが、知識の習得や資格の取得ができるし、自分の努力次第でプラスアルファの資格も取得することも可能です。また、訓練生の年齢層も幅広く、世代の違う人と接することができるので、専門校生活も楽しいと思います。


電気工事科 近藤 翔太さん(平成28年度修了生 株式会社ヤマト・イズミテクノス勤務) 

現在の勤務先を選んだ理由

当初は第一種電気工事士の資格を生かせる職場を探していましたがいろいろな会社の事業内容を拝見し施工管理という分野に興味を抱きました。特に施主、元請け業者等と打合せを行いその結果を現場に反映させる事に魅力を感じたので施工管理業務を主体とした会社を選ぶことに決めました。

現在の会社は関東全域のオフィスビル、マンション、公共施設、商業施設、教育施設、厚生施設、食品流通施設、など様々な建物の電気設備を施工管理はもちろんのこと企画から保守まで一貫した業務を行っており自分の選定理由に合っていると感じました。

バーベキューなどの社内コミュニケーションにも積極的に取り組んでいる事も魅力を感じたひとつです。

これまでのキャリアパス

携わった現場は資材庫新設電気工事、商業施設新築工事、食品工場新築工事、駅ビル・賃貸マンション改修工事、ロジスティックセンター新築工事・太陽光設備工事、市庁舎新設等機械その他工事です。おもに施工図の作成、工程管理及び調整、安全書類の作成、資材の発注を行いました。

取得した資格は低圧電気取扱作業者、高所作業車10m未満、フォークリフト(1t未満)、サンコーテクノファスニング講習修了証です。

仕事でやりがいを感じること

仕事の内容の一つに工程管理の業務があります。施主や他業者と打合せをしたうえで自分が組んだ工程通りに進むと嬉しく感じます。そして自分が携わった建物が増えるたびに達成感を感じることができます。

施工管理業務は専門的な知識が必要です。そのため日々学び知識を得なければいけません。また現場経験を重ねることによってできることが増えたりしていきます。仕事を通じて自分の成長ややりがいを感じます。

  

仕事で苦労したこと

現場の規模によっては書類の量がとても多くなります。安全管理において重要な安全書類もその一つで作業員名簿、資格証の写しなどを整理し管理するのも大切な仕事ですが苦労することでもあります。

建物の用途によって資材の仕様や施工方法が変わります。設計図書の工事仕様、特記事項や凡例を熟読し不備がないよう努めることも大変な作業です。また未経験な現場、知識不足などを補うため、日々の勉強も欠かせないため苦労します。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

T-fasというCADソフトを使って図面を書いているのですが最初は使い方がわからなくて書くことができませんでした。少しずつ練習を積んでいき配線図やプロット図などの施工図を書いたり、躯体図を3D図面に置き換えたりすることができるようになりました。

品質管理においては資材の発注ができるようになりました。コンセントなどの配線器具を設計図にて数量を拾ったり、電線を適正な仕様で適正な長さにて注文することです。

  

今後の目標

今は一級電気工事施工管理技士の資格取得を考えています。資格は社会的な信用を得るために重要ですが、特に顧客となる取引先との信頼関係の構築に非常に役に立ちます。安全を守らなければならない電気工事を無資格者に一任することは絶対にないからです。そのほか現場代理人を選ぶ選定基準になったり、力量を見られる指標になったりするのでとても重要です。

将来的には電気主任技術者の資格も視野に入れていきたいです。電気工作物の保安・管理業務には電気主任技術者の資格が必要となり今後の自分の仕事領域をさらに広げていくためにも取得したいと思っています。

入校希望者へのメッセージ

入校した際には先生に質問したり、同級生と友好を深めたり積極的にコミュニケーションを図り充実した学校生活を過ごしてください。建設業に限らず社会に出た際にコミュニケーション能力が役に立つと思います。

それと一年という短い期間の中で多くの資格を取って欲しいです。私は電気工事科で第一種電気工事士の資格を取得しました。目標を持って資格の取得にチャレンジしてください。 

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