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掲載日:2025年7月4日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(内沼博史議員)

第75回全国植樹祭について

Q 内沼博史 議員(自民)

5月25日、第75回全国植樹祭が天皇陛下の御臨席を仰ぎ、秩父ミューズパークを主会場に盛大に開催されました。当日の天気が心配でしたが、前日夜から降り出した雨も朝には上がり、式典中は晴れ間ものぞく天候に恵まれました。
私も参加させていただき、天皇陛下のお手植え、お手まき、各種表彰、県民の皆様によるアトラクションなどを拝見し、環境農林委員として植樹もさせていただきました。貴重な体験をさせていただきました。
天皇陛下の植樹祭への思い、秩父連山への登山体験、埼玉県への思いを拝聴し、感動いたしました。
昭和25年に第1回大会が山梨県で開催されて以来、各都道府県において毎年春季に開催されており、埼玉県でも昭和34年、寄居町金尾山で第10回大会が行われています。今回、埼玉県では2回目となった第75回全国植樹祭では、「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」を大会テーマに開催されたわけですが、改めて埼玉大会開催の意義について、また、今回の開催が埼玉県にもたらす効果の2点について、植樹祭実行委員会の会長である大野知事にお伺いします。

A 大野元裕 知事

去る5月25日、天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第75回全国植樹祭を盛大に開催できましたことを大変うれしく思っております。
埼玉県議会の皆様をはじめ、関係する全ての皆様に改めて感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。本多静六博士生誕の地である本県で、66年ぶりとなる全国植樹祭を開催し、川で繋がる山村と都市が協力して守り育てた森林を未来に引き継いでいくという開催理念を、皆様と共有できたことは、大変意義深かったと考えています。
埼玉県には県土の3分の1を占める豊かな森林があり、このうち人工林の約8割が利用可能な時期を迎えていますが、伐採や木材の活用が進んでいないことが大きな課題となっています。
「伐って・使って、植えて、育てる」という森林資源の循環利用を進めることは、森林を若返らせ、二酸化炭素の吸収や災害防止など、森林が持つ多面的機能をより一層発揮させることにつながります。
このように、これからも森林・木材の利活用の拡大を図る「活樹」が重要となってまいります。
そこで大会に先立ち、3月26日には、私から石破茂内閣総理大臣に対し「全国活樹祭」の開催について提言を行ったところであります。
今回の大会では、この「活樹」の理念を、県民の皆様だけではなく、広く全国の皆様に発信できたという、大きな効果があったと思います。
今後、木材製品の利用、公共施設などの建築物への木材利用など、森林を活かしていく「活樹」を強力に推進し、豊かな森林を次世代につなげてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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