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掲載日:2021年2月20日

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保険契約 勧められるままに契約してトラブルに!

イラスト:保険の転換事例(80歳)

保険が満期を迎える頃、自宅に来た外交員に「利率が良い保険がある」と勧められ、今入っている保険を継続するようなものだと思い、満期の保険の一部を充てて、一時払いで300万円を支払った。後日、家の者が書類を見て初めて外貨が絡む複雑な保険商品で、元本割れのリスクもあることが分かった。思ったものと違うので契約を無効にしてほしい。

事例(79歳)

死亡保険が間もなく満期を迎えるが、その保険会社の担当者が自宅を訪れ「80歳になったら加入できない医療保障がある」と、保険の転換をしきりに勧める。後日、近々満期を迎える保険に加入中の他2社からも、まったく同じ内容の案内が届いた。何か保険の制度が変わったのか。応じなくてはならないのか。

加入中の生命保険が満期を迎えるにあたり、改めて保険や金融商品などの契約を勧められ、商品の内容をよく理解しないまま契約し、トラブルになるケースがあります。契約内容について、どのように変わるのか確認し、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。

※保険の転換とは、契約していた保険の積立部分や積立配当金を「転換価格(下取り価格)」として新しい契約の一部に充当する方法です。転換契約の際は以下の点に注意が必要です。

  • 元の契約は消滅します。
  • 保険料や予定利率は転換時で計算されるので、元の契約より保険料が高くなったり、元の契約の予定利率よりも下がったりすることがあります。

消費者へのアドバイス

  • すぐに契約せず、家族に相談するなど十分に検討しましょう。
  • 新旧契約の内容等を記載した書面を受け取り、内容が分かるまで説明を求めましょう。
  • 氏名や住所、チェック欄などは必ず自分で確認し、納得してから記入しましょう。 
  • 困ったときは、すぐに最寄りの消費生活相談窓口にご相談ください。

お問い合わせ

県民生活部 消費生活支援センター  

郵便番号333-0844 埼玉県川口市上青木三丁目12番18号 SKIPシティA1街区2階

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