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ページ番号:54721
掲載日:2023年5月19日
Q 山下勝矢議員(自民)
県では、県総合リハビリテーションセンター内に高次脳機能障害者支援センターを設置し、相談対応をしています。しかし、遠方まで相談に出向けない方も大勢います。身近な存在である保健所がしっかりと相談を受け止めることが、県民の安心感につながる極めて重要なことであります。保健所の職員も懸命に取り組んでいると思います。しかし、高次脳機能障害について保健所の職員が、より一層親身に相談に応じるよう周知徹底を図り、相談体制を整備していただきたいと思いますので、保健医療部長の見解をお伺いします。
A 石川 稔 保健医療部長
この障害は、事故や病気などで脳に損傷を受けた後、記憶力や注意力の低下などの症状が表れ、日常生活や社会生活に支障が出る障害でございます。
この症状は多様で、障害の重さ、脳に損傷を受けてからの期間、置かれた生活環境、年齢や支える家族の状況などにより、必要とする支援ニーズは多岐にわたります。
そのため、保健・医療・介護・福祉・就労など様々な機関が連携して、きめ細かな支援を行うことが重要でございます。
このため、県では、埼玉県総合リハビリテーションセンターに設置している高次脳機能障害者支援センターが中心となり、市町村、医療機関やハローワークなどと連携し、地域での生活支援を行っております。
保健所においても、精神保健相談の中で、ご本人や家族のニーズを把握し、医療機関の紹介や市町村等の関係機関へつなぐなどの支援を行っております。
保健所をはじめ県職員が様々な支援ニーズに、より一層的確に応えていけるよう、研修会などを通じ、障害に関する知識の習得や情報交換などを行っています。
保健所におきましても、ご本人や家族の気持ちに寄り添い、丁寧な相談対応に努め、地域で安心して生活できるよう支援に努めてまいります。
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