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掲載日:2023年5月17日

平成27年12月定例会 「産業労働企業委員長報告」

副委員長 新井 豪

産業労働企業委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第139号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
「指定管理者の選定理由として、『稼働率の向上など目標が明確に示されている』ことを挙げているが、これまでにどのような実績があり、どのような目標が示されているのか。また、『利用者サービスの向上が期待できる』ことを挙げているが、具体的にどのような内容なのか」との質疑に対し、「候補者は、開設当初に50%程度であった稼働率を、平成26年度には71.2%まで上昇させた実績を有し、平成32年度までに稼働率を80%まで向上させるという計画を提示している。また、利用者サービスの向上については、ホールの設営を有償から無償にすることや、連続利用割引やリピート割引などの新たな割引制度を提案している」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「アセアン訪問について」及び「女性の活躍推進について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「インドネシアには初めての訪問となったが、これから県内企業が根を下ろせるのか、どのような感触を得ているのか」との質問に対し、「インドネシアはアセアンの中で最大の人口とGDPを有し、1人当たりのGDPも年間3,000ドルを超え、これから消費の伸びが期待されるチャンスのある国である。インドネシア投資調整庁からは一緒に支援をしていこうという心強い言葉をいただき、来年1月には同庁の長官が来県されることになった。これまでにない感触であり、今後も協力関係の強化に努めたい」との答弁がありました。
次に、「本年7月の新聞に、県の5か年計画に対する県民満足度の調査結果として『女性の活躍推進で不満』という記事が掲載されていた。この項目は常に評価が低く、ウーマノミクスは県民や企業に浸透していないのではないか」との質問に対し、「指摘された記事は、『誰もが力を発揮しいきいきと活躍する』の項目の満足度が43.3%と最も低かったことを『女性の活躍推進で不満』と報じたものである。しかしながら、この調査は施策全体に対する満足度を尋ねたものであり、必ずしも女性の活躍推進のみを尋ねたものではない。昨年実施した県政サポーターアンケートによると、『経済活動において女性の活躍する場が広がっていると思う』と8割以上の方が回答されており、基本的には、女性の活躍の広がりを実感している県民も多いのではないかと考えている」との答弁がありました。
また、付託案件のほか、当面する行政課題として、企業局から「県営メモリアルガーデンに係る調査結果及び今後の対応について」及び「県北・秩父地域振興施設整備事業について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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