平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（松澤　正議員）

吉川橋の架換えについて 

Q　松澤　正議員（自民）

近年、JR武蔵野線の沿線では、越谷市の越谷レイクタウン、吉川市の吉川中央土地区画整理事業、三郷市の新三郷ららシティ等の開発により、大型商業施設や住宅の建設が進み、にぎわいのある地域が形成されております。
一方、この地域は中川により東西に分断されていることから、東西方向に行き交うための橋の前後では慢性的に渋滞が発生しております。このため、この地域の更なる発展には、橋の整備を進め、渋滞を解消することが重要と考えます。
吉川橋においても、近年の地域開発等に伴う交通量増加により、日常的に渋滞が発生していたことに加え、建設後多くの時間が経過し、老朽化も進行していたため、現在、県において架換工事が鋭意進められております。この吉川橋は、吉川市の中心市街地と越谷レイクタウンなどを結ぶ市民生活に欠かせない重要な橋です。このため、地域住民の方々が早期完成を心待ちにしていることはもちろん、商業施設などへの来訪者においても利便性が向上し、地域の発展を支える上で必要な橋と考えます。
そこで、吉川橋の架換工事の進捗状況について県土整備部長にお伺いいたします。 

A　浅井義明　県土整備部長

この橋は、県道越谷流山線の越谷市大成町七丁目交差点から吉川市の吉川交番前交差点までの980メートル区間の整備にともない、架換え工事を進めております。
これまでに、架換え工事期間中の歩行者や車両等の通行を確保するため、仮橋の設置工事を完了させ、同時に古い橋の撤去工事を進めてまいりました。
平成27年度は引き続き、古い橋の撤去と新しい橋の橋脚工事を進めるとともに、橋の前後の取付け道路部の用地買収を行っております。
現在の進捗状況でございますが、用地買収率は95パーセント、工事進捗率は29パーセントとなっております。
今後も引き続き、地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら残る用地買収を進めるとともに、道路整備と合わせて橋の架換え工事を進めてまいります。

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。