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ページ番号:61439

掲載日:2023年5月17日

平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡田静佳議員)

県立狭山自然公園について

Q 岡田静佳議員(自民

西武池袋線西所沢駅から西武ドーム、狭山湖周辺にかけては、県立狭山自然公園に指定されております。所沢市では指定区域の見直しを県に求めておりますが、昭和26年に指定された区域は変わりません。
こちらが所沢市西部地区の県立狭山自然公園の地図でございます。青い部分が地域指定されておりますけれども、ここに西所沢駅、小手指駅とございます。西所沢駅、すぐ隣は住宅密集地で住宅がたくさん集中しているんですけれども、ここは一定規模の家を建て替える場合に、一々届け出を出さなくてはなりません。逆に、こちらは狭山湖がありまして、西武球場、西武のゴルフ場、西武園などがありまして、早稲田大学、トトロの森、県の緑の森博物館と自然な豊かな場所ですけれども、こちらも同じ届け出なので、大規模墓地の届け出が今年出ましたところ、届け出が出たので拒否できないということで、自治会の署名活動もむなしく建つことが決まりました。昭和26年から市が要望していますけれども、土地利用を見直していただいていないわけですけれども、住宅地と墓地が建つ場所が同じ土地利用というのはいかがなものでしょうか。
墓地に関しましては、地主の方も本当は公有地化してもらい、緑として残してほしかったのですが、買い取ってもらえず、やむを得ず手放した結果です。今後は墓地ができないように厳しく規制が必要と思います。いずれにしましても、同じ土地利用というのは見直すべきです。
県立狭山自然公園の土地利用について、住宅街においては自然公園区域の指定を解除し、狭山湖周辺の樹林地については保全のために地主の方としっかり協議をして、自然公園特別地域に指定するなど、住民が納得できるような見直しを求めますが、環境部長のお考えをお伺いいたします。 

A 半田順春 環境部長

まず、県立狭山自然公園の土地利用について、住宅街において自然公園区域の指定を解除することについてでございます。
県立狭山自然公園は、狭山丘陵の豊かな自然の風景や、その周辺に点在する神社・仏閣など歴史的な施設の景観を保護するため、昭和26年3月、西武池袋線西所沢駅の西側約1,808ヘクタールが指定されました。
現在では、すでに自然の景観が失われ、住宅街が形成されている場所もあります。
県としては、指定の解除には、地元市や専門家の意見を踏まえながら、現在の状況を慎重に調査・分析して、その区域を設定する必要があると考えます。
解除することになる区域では、点在するみどりや神社・仏閣の景観をどのようにして保全していくのかを検討する必要もあります。
住宅街の指定を解除することについては、こうした点を地元市と協議しながら検討してまいります。
次に、自然公園特別地域に指定することについてでございます。
これまで県では、長瀞玉淀自然公園のうち、「長瀞の岩畳」や桜の名所で知られる「美の山」など特に景観の優れた地域について、エリアを限定して特別地域に指定しています。
特別地域を新たに指定するには、周辺の普通地域と比較して特に優れた景観は何か、どのエリアを指定すべきか、などを明らかにする必要があります。
特別地域の指定を受けた土地は、県の許可がなければ建物の建設や土地の形状変更ができないなど、地権者は自らの財産の活用に厳しい制約が課せられますことから、地元調整も必要と考えます。
県立狭山自然公園に特別地域を指定することについては、地元市がこうした点を踏まえた上で、どこを特別地域に指定したいかなど、具体的な要望を確認した上で、適切に対応してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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